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メタンハイドレートは燃えない!?(1)

メタンハイドレートは燃えない!?

~研究が進むメタンハイドレート開発の現在~

「メタンハイドレート」と聞くと真っ先に思い浮かべるのが 「燃える氷」のイメージではないだろうか。
実はそこにちょっとした誤解が含まれていることは意外と知られていない。
今回はそんなメタンハイドレートの誤解の数々を解消するとともに、
現在、JOGMECが取り組んでいるメタンハイドレートの研究開発に関する最新情報をお届けしよう。



※表紙、使用されている画像、イラストの著作権は、特別な記載があるものを除きすべてMH21に帰属します

メタンハイドレートには天然ガスが詰まっている!

 「燃える氷」「新たな資源」「日本近海で豊富に採れる」……。「メタンハイドレート」に対し、そんなイメージを抱いている人も多いはず。しかし、なぜ燃えるのか、本当に資源として使えるのか、どのくらい賦存しているのか、その背景まで説明できる人は意外と少ないのではないだろうか。
 メタンハイドレートとは、メタン分子の周りを、複数の水分子が取り囲んだ包接水和物という物質であり、メタンは天然ガスの主成分である。日本近海の海底に存在していることから、経済産業省が2001年に「我が国におけるメタンハイドレート開発計画」を発表。JOGMECと(国研)産業技術総合研究所を中心とする「メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム(以下MH21)」が組織され、商業化に向けた研究開発を進めている。
 日本近海での有望な資源発見により、「日本も資源国になれる」という夢も膨らむ一方、いまだ課題も多く、メタンハイドレートの知見を蓄積し、将来の商業化への見通し精度を高めている段階であるとも言える。商業化への期待を正しく理解するためにも、メタンハイドレートの正しい知識を得ることが大切だ。そこで今回は、メタンハイドレートの基礎知識から研究開発の進捗、商業化に向けた課題について解説していく。

燃えているのはメタン










JOGMEC NEWS Vol.44
内容は2016年9月時点のものになります。
当記事が掲載された広報誌「JOGMEC NEWS Vol.46(2016年9月発行)」も併せてご利用ください。