令和2年度国内専門講座「Microseismic 101」の開催
令和2年度国内専門講座として、下記の要領にてJOGMEC職員による専門講座【第2弾】を開催しますので、ご案内申し上げます。
開催期間 |
2020年12月4日
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申込受付期間 |
2020年10月28日~2020年11月30日 |
参加費用 |
無料 |
2020年12月4日(金) 10時00分~11時30分(休憩、質疑応答を含む)
オンライン開催(Cisco Webex Eventsを利用して行います。)
(注)事前申込制です。
水圧破砕刺激は非在来型油ガス田開発において必要不可欠であり、昨今の急激な非在来型油ガス田開発の結果、マイクロサイスミックフラクチャーイメージングは急速拡大につながった。水圧500-1000気圧の強い圧力でシェール層に人工的な亀裂を作る際に、割れ目や既存亀裂の相互作用によってマイクロサイスミックは起こる。マイクロサイスミックの位置をイメージング(フラクチャーの方向、寸法、複雑さ)することで水圧破砕形状を解釈でき、どれだけ水圧破砕刺激によって資源が回収できたか推測することができる。しかしながら、マイクロサイスミックの解釈の仕方や位置特定の不確かさなどの問題があり、石油開発会社は取得するものの有効活用できていない問題点がある。この講義では、北米の現場で7年マイクロサイスミックアナリストとして経験した観点から、日常の業務からマイクロサイスミックの見方までを解説します。
【本講義の主なトピック】
- マイクロサイスミックとは(歴史含む)
- マイクロサイスミックのモニタリングの必要性
- アナリストの1日
- ジオフォンの最適な設置のデザインスタディ
- 基礎的な解析方法
- マイクロサイスミックの見方
- 最新技術動向
黒澤 功(くろさわ いさお)
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 技術部 非在来型油ガス田技術課・デジタル推進グループ デジタル技術チーム
プロフィール
【経歴】
2007年University of Manitoba地球物理学科卒、2008年Pinnacle Technologies(現Halliburton社)に入社、2011年リードアナリスト、2012年Weatherford社にシニアアナリストとして北米のプロジェクトに従事。総プロジェクト数では100を超える経験。2015年JOGMECに入構、探査技術課と非在来型油ガス田技術課を担当、2019年、Massachusetts Institute of Technology (MIT) Technology & Innovation Bootcamp Tokyoに選抜、New Venture Leadershipを取得。2020年より現職。
石油・天然ガス上流事業及び同業界において1-2年の経験を有する方。それ以外でご関心ある方もぜひ受講をご検討ください。
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- 講座終了後には、受講者アンケートへご協力のほどよろしくお願いいたします。
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担当:石油天然ガス開発技術本部 管理・研修部 研修業務課 田臥、眞砂
E-mail:kokunai-trc@jogmec.go.jp