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白島国家石油備蓄基地における総合防災訓練の実施について

2019年7月9日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)が国から委託を受けて管理している白島国家石油備蓄基地(福岡県北九州市大字安屋字白島、以下「白島基地」)において、7月3日、若松海上保安部と合同で総合防災訓練を実施しました。
 本訓練は、令和元年度の白島基地防災訓練計画に基づき、操業会社である白島石油備蓄株式会社北九州事業所と若松海上保安部との合同訓練として実施したものです。
 訓練の目的は、災害発生時における災害初期対応能力の向上および自衛防災組織の迅速かつ適切な防災活動を目指したもので、特に今回の訓練では、自衛防災組織対策本部の迅速な立ち上げと若松海上保安部との「指揮・情報伝達」等の技量向上、円滑な意思疎通を図ることを目的として実施されました。

 訓練は、万一のケースとして「原油タンカーがシーバースに着桟し、荷役作業を開始直後、配管内の残留空気による振動で、ローディングアームの接続部が緩み原油が漏洩」、「海事鑑定人の通船出港のため海面下に沈下させていた浮沈式オイルフェンスの箇所から、原油が浮沈式オイルフェンスの外部に流出」また、「タンカー甲板上で流出油防除作業中の作業員1名が負傷」との想定により、若松海上保安部巡視艇1隻および基地防災船出動のもと、事故発生の緊急連絡、荷油ポンプ緊急停止・緊急遮断弁閉止、自衛防災組織対策本部の設置、B型オイルフェンスの展張、流出油の拡散防止・回収作業、負傷者の救出搬送といった各種訓練が行われました。
 本番さながらの緊張感のなか、各参加者が作業手順の確認等を行いながら、約2時間の訓練を無事終了しました(訓練参加者数:全体で106名)。

白島国家石油備蓄基地の概要

 同基地は、平成8年8月に完成し、浮遊式海洋構造物による洋上タンク方式が採用されています。この方式は、海洋空間を有効に活用でき、さらに地震に強く、漏油拡散の危険性が低いと国内外からも注目されています。
 令和元年6月末現在、約475万キロリットルの原油が保管されています。


  • 中央監視制御室(CCR)での自衛防災組織対策本部設置訓練

  • 若松海上保安部への状況報告訓練

  • シーバースから負傷者の搬出訓練

  • 流出油防除訓練(ガス検知、オイルフェンス展張)

  • 漏油の拡散シミュレーション訓練

  • 流出油防除訓練(放水拡散)

  • 流出油防除訓練(航走攪拌)

  • 訓練終了後の若松海上保安部からの講評

この記事に関するお問い合わせ先

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