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石炭分野で新たに現場ニーズ技術支援、第1号案件開始へ
~インドネシア褐炭の高付加価値化に関する共同スタディ~

2015年7月7日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、平成 27年 6月 30 日付けで、出光興産株式会社と「褐炭の瀝青(れきせい)炭(たん)ブレンドによる高付加価値化に関する可能性の検討」に関する共同スタディ契約を締結しました。JOGMEC は、石炭分野において平成27年度より新たに本技術支援制度を開始し、本スタディは石炭部門としては、初めての採択案件です。

 インドネシアは豊富な石炭埋蔵量を有し、日本への一般炭の輸出国です。一方で、同国における可採埋蔵量は石炭化度の低い亜瀝青炭や褐炭が約90%を占めており、今後は褐炭利用に関しても検討していく必要があります。褐炭は安価ではあるものの、高水分、低発熱量、自然発火性のため、安定かつ安全な輸送および貯蔵が困難という課題を有しており、日本への供給を実現するためには、これらの課題を解決する必要があります。

 今回の共同スタディでは、産炭地(山元)や産炭国積出港で褐炭と瀝青炭をブレンドすることで、発熱量等の品位と自然発火性を改善し、長距離輸送と日本国内での貯蔵安定性に優れた石炭に仕上げることを目標としています。

  JOGMECは、本スタディを通して我が国企業が抱える炭鉱開発現場における技術課題を解決することにより、石炭資源の安定的な生産を図り、我が国への石炭資源の安定的な供給を目指していきます。

 なお、本スタディ実施に当たっては、出光興産株式会社とJOGMECは50%ずつ共同スタディ費用を分担し、本スタディによって知的財産権が発生した場合は、同社とJOGMECにて50%ずつの権利を有することとなります。

石炭現場ニーズ等に対する技術支援事業

 平成27年度より石炭部門に新設し、開始した技術支援事業。我が国企業が権益を有する、又はこれに準ずる操業現場や石炭鉱山開発等の案件について、共同スタディによって、生産技術や鉱山・FS評価に対する技術支援を実施する。1件当たりの事業費の上限は年間1億円以内(JOGMEC負担分5,000万円以内)。平成27年度の公募は平成27年10月30日まで実施している(平成27年度公募採択件数目安は2~3件程度)。

<入札・公募ページ>
http://www.jogmec.go.jp/news/bid/bid_10_000887.html

この記事に関するお問い合わせ先

石炭開発部  佐藤・江頭 

TEL 03-6758-8002

総務部広報課  伊藤 

TEL 03-6758-8106