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三次元物理探査船「資源」による
初の日本人主体の海上物理探査を実施

2016年4月15日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、経済産業省資源エネルギー庁からの受託事業である国内石油天然ガス基礎調査の一環として、西津軽海域において平成28年4月20日から三次元物理探査船「資源」により石油天然ガス胚胎の可能性の把握に向けた初の日本人主体による物理探査を実施致します。

 JOGMECは、資源エネルギー庁から国内石油天然ガス基礎調査を受託し、三次元物理探査船「資源」により、本邦周辺の海域において、平成30年度末までに累計約6.2万km2の海域の探査を行うことを目標にしています。探査は着実に進捗しており、毎年約6千km2、平成27年度末までに累計約4.3万km2の探査を実施しました。
 JOGMECは国からの受託事業のもと、ノルウェーのPetroleum Geo-Services(PGS社)から操業に必要な技術移転を受けてきましたが、この度、初の日本人主体による探査を実施することになりました。この探査に先立ち4月20日に函館港にて、出航式を開催します。

探査の概要

探査海域 西津軽海域
探査時期 平成28年4月20日~5月11日(予定)
探査内容 詳細な地質構造の把握を目的とした三次元物理探査の主要業務を日本人主体で実施し、上記海域における石油天然ガス胚胎の可能性について基礎的な評価を行います。
(※想定外の事態への対応等のため、これまで技術支援をしてきたPGS社員もアドバイザーとして乗船します。)

参考

(1) 「資源」の概要

船籍 日本 航続期間 106日
船籍港 千葉県船橋市 定員 65名
建造年 1999年(ノルウェー) 速力(最大) 13.5ノット
船舶寸法 全長:86.2m、幅:39.6m、吃水:8.5m 推進形式 ディーゼル発電による電気推進
(アジマススラスター(*)4基搭載)
(*)360度水平方向に回転する電動推進器
国際総トン数 10,395トン

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 三次元物理探査を行う「資源」は資源エネルギー庁が平成20年2月にPGS社から導入し、三次元物理探査船の運航管理、探査の実施をJOGMECが国から受託しています。「資源」は特殊船であり高度な操船技術が必要とされることからJOGMECがPGS社から技術移転を受けています。

(2) 探査海域図

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(3) 三次元物理探査の概念図1

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(4) 三次元物理探査の概念図2

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 「資源」の船尾に設置した圧縮空気発生装置(エアガン)から音波を発生させ、地下の地層境界から反射してくる音波信号を探査船が曳航するストリーマーケーブルに埋め込んだ受信器で受信します。探査時の船速は3~5ノット、原則24時間連続で探査を行います。

(5) 「資源」による探査の様子

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「資源」後方にエアガン、更に後方に展開されているストリーマーケーブル

この記事に関するお問い合わせ先

物理探査船グループ総務企画チーム  大竹 

TEL 03-6758-8026

総務部広報課  乾 

TEL 03-6758-8106