ニュースリリース
ホーム >  ニュースリリース >  2016年度 >  ASEAN諸国のための石油セキュリティ構築支援研修(局長級)を実施~人材育成により、ASEAN諸国の石油備蓄体制整備に協力~

ASEAN諸国のための石油セキュリティ構築支援研修(局長級)を実施
~人材育成により、ASEAN諸国の石油備蓄体制整備に協力~

2016年8月16日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、8月1日(月)から8月4日(木)の期間で、経済産業省資源エネルギー庁と協力し、ASEAN諸国の石油政策を担当する局長級幹部6名を招聘し、「ASEAN諸国のための石油セキュリティ構築支援研修(局長級)」を実施しました。
 本研修は、JOGMECによるASEAN諸国の石油備蓄体制整備への協力、働きかけの一環として昨年度から開始したものです。昨年度は局長級と課長級を開催し、今回、局長級を開催しました。

 ASEAN諸国の石油需要は今後も増加を続けることが見込まれています。こうした状況を踏まえ、ASEAN各国は、石油備蓄体制の強化等を含む石油セキュリティの構築に向けた努力を進めています。

 世界的な石油供給途絶時を想定した場合、日本を含むアジア地域全体のエネルギーセキュリティを向上させるためには、ASEAN諸国の石油備蓄体制の強化等を含めた石油セキュリティを構築することが重要であることから、JOGMECはASEAN諸国の石油備蓄体制整備等に対して協力、働きかけを行っています。

 本研修では、ASEAN各国から参加した石油政策を担当する局長級幹部6名に対し、グローバルな石油セキュリティ、アジアワイドの石油セキュリティ、日本の石油セキュリティ政策、日本における国家石油備蓄基地の建設と操業などについての研修に加え、国家石油・石油ガス備蓄基地、製油所の現地視察を行いました。また、ASEAN各国における石油備蓄を含む石油セキュリティの構築に向けた取組状況、現状の課題や今後の協力の方向性についての意見交換等を行いました。
 また、国際エネルギー機関(IEA)、ASEAN Center for Energy(ACE:石油備蓄等ASEANエネルギー協力の事務局)、ASEAN Council on Petroleum(ASCOPE:石油供給途絶時におけるASEANの緊急時対応事務局)の参加を得て、グローバルな石油セキュリティ、ASEANにおける石油備蓄のあり方や石油供給途絶時の対応などについて現状の課題や今後の協力の方向性についての意見交換等を行いました。

 昨年10月にマレーシア・クアラルンプールで開催されたASEAN+3(日本、中国、韓国)エネルギー大臣会合での大臣共同声明では、同年6月に東京で開催した局長級向けの研修を運営した日本に感謝が表明されるとともに、課長級向けの研修をフォローアップ活動として実施することについても歓迎する旨が盛り込まれました。その後、同年11月に課長級研修を実施しました。今回の研修は、引き続きフォローアップ活動として実施したものです。

 JOGMECは、今後もこうした研修等を通じ、ASEAN 諸国の備蓄体制整備への協力、働きかけを推進すること等により、我が国のエネルギーセキュリティの向上に貢献してまいります。

研修の概要

1)名 称 ASEAN諸国のための石油セキュリティ構築支援研修(局長級)
2)実施期間 8月1日(月)~8月4日(木)
3)参加者 ASEAN各国の石油政策を担当する局長級幹部6名(カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、タイ、ベトナムの計6か国)、IEA、ACE、ASCOPE
4)場 所 JOGMEC、経済産業省等

研修の写真

JOGMEC理事長表敬訪問

JOGMEC理事長表敬訪問

菊間国家石油備蓄基地視察

菊間国家石油備蓄基地視察

この記事に関するお問い合わせ先

備蓄企画部国際課  石澤 

TEL 03-6758-8185

総務部広報課  乾 

TEL 03-6758-8106