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資源・素材学会において企画発表セッション:
「JOGMECにおける自然力活用型坑廃水処理技術開発 ~実用化へ向けて~」を開催

2016年9月28日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、9月14日、資源・素材関係学協会合同秋季大会「資源・素材2016(盛岡)」(主催:一般社団法人資源・素材学会、会場:岩手大学)にて企画発表セッション「JOGMECにおける自然力活用型坑廃水処理技術開発 ~実用化へ向けて~」を開催し、これまでの研究成果を発表しました。

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 JOGMECは、鉱害防止事業における坑廃水処理費用の大幅な削減が期待できる自然力活用型坑廃水処理(Passive Treatment)※に関する調査研究に平成19年度から取り組んでおり、現在、休廃止鉱山における現地実証試験の段階まで進展しています。

 今回の企画発表セッションは、平成24、26、27年度に続く4回目の開催であり、およそ50~60名の参加者を得ました。

 JOGMECからは、JOGMECプロセス(米ぬかを栄養供給源とするバイオリアクター内で、硫酸還元菌の活性で酸性坑廃水中の金属を固定化する)に関する調査研究の成果として、複数鉱山での現地実証試験、プロセスの最適化として処理時間短縮等を目的とした基礎試験、海外動向調査により得た参考事例、等について報告を行いました。

 また外部からは、経済産業省の川和田鉱害防止専門職より基調講演をしていただいたほか、産業技術総合研究所の羽部グループ長、北海道立総合研究機構の荻野主査よりそれぞれご講演いただきました。
 それぞれに対し、参加者からは多数の質問・意見が寄せられたほか、最後の総合討論では、JOGMECプロセスの適用可能性や実導入に向けた課題について活発な議論が交わされるなどしました。

 JOGMECは、鉱害防止に携わる行政や業界の負担軽減を図るべく、今後も自然力活用型坑廃水処理の実導入に向けた調査研究を推進してまいります。

※JOGMECの自然力活用型坑廃水処理の調査研究について
http://www.jogmec.go.jp/mp_control/technology_001.html
 

「JOGMECにおける自然力活用型坑廃水処理技術開発 ~実用化へ向けて~」の概要

(1)日時

2016年9月14日(水)9:00~12:00

(2)会場

岩手大学 理工学部キャンパス 銀河ホール

(3)発表タイトル・発表者

 

『企画者挨拶、趣旨説明』 JOGMEC 岨中真洋
『自然力活用型坑廃水処理の実用化への期待と我が国の取組みについて』 経済産業省 川和田 守
『JOGMECによる自然力活用型坑廃水処理の実証試験』 JOGMEC 濱井 昂弥
『「JOGMECプロセス」の最適化に関する研究』 JOGMEC 濱井 昂弥
『次世代シークエンサーによる「JOGMECプロセス」の菌叢解析』  産業技術総合研究所 羽部 浩
『本庫鉱山における人工湿地による坑廃水処理の現況と他鉱山への展開』 北海道立総合研究機構 荻野 激
『海外における鉱害防止技術の動向とパッシブトリートメント実導入例』 JOGMEC 三浦 貴生
『総合討論(自然力活用型坑廃水処理の適用性検討などについて)』  JOGMEC 酒田 剛

この記事に関するお問い合わせ先

金属環境事業部調査技術課  岨中、林 

TEL 03-6758-8032

総務部広報課  乾 

TEL 03-6758-8106