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JOGMECの南アフリカ共和国白金族プロジェクトでの金属量、約545tに拡大

2013年9月12日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、南アフリカ共和国ブッシュフェルド地域北部で、カナダのプラチナム・グループ・メタルズ社と共同で実施している白金族プロジェクトにおいて、資源量の再評価を行い、プラチナ、パラジウム、金の合計で約545tへの金属量の拡大を確認しました。このようなワールドクラスの規模を有する白金族鉱床を発見したのは、我が国の資源関連組織として初めての事例となります。

 対象地域は、南アフリカ共和国の白金族鉱山地帯であるブッシュフェルド地域の北端に位置しています。この地域には、それまで白金族鉱床が存在するブッシュフェルド岩体が潜在していないと考えられていたため、積極的な調査が行われていませんでしたが、JOGMECはこの地域の有望性を見出し、2009年度にこの探鉱プロジェクトに参入しました。2011年11月にJOGMECはこの地域でブッシュフェルド岩体の存在を初めて確認するとともに、同岩体中に白金族鉱床を発見しました。その後のボーリング調査により、2012年9月に初めて予測鉱物資源量として合計約205tの金属量を報告し、2013年4月には315tの金属量に更新しました。(※過去に実施のニュースリリース参照)

 この白金族鉱床の広がりを確認するため、その後も引き続きボーリング調査を行った結果、既存鉱床の北部及び東部への延伸が確認でき、予測鉱物資源量を再計算したところ、プラチナ、パラジウム、金の金属量の合計は約545tに拡大しました。

 現在、南アフリカのエンジニアリング会社により予備的経済評価(PEA:Preliminary Economic Assessment)が行われており、採掘法、選鉱法、社会・環境対策、経済性などの初期的評価結果が2013年12月にまとめられる予定です。またJOGMECは、今年度内に本プロジェクトを我が国の民間企業に競争入札を通じて譲渡する意向です。JOGMECは今後とも我が国企業が直接関与する金属鉱山開発の促進に貢献してまいります。

(参考)

予測鉱物資源量

プラチナ含有量    :163.3t
パラジウム含有量 :328.4t
金含有量       : 53.3t

プロジェクトの概要

1)ウォーターバーグ(Waterberg)地域
位置 :首都プレトリアの北北東約270km
鉱区面積 :153km2
概要 :白金族金属を胚胎するブッシュフェルド岩体の北端に位置するが、地表は表土で覆われ、ブッシュフェルド岩体の露出がないことから、これまで積極的な調査が行われていなかった地域
周辺の開発状況 :
・モガラクエナ鉱山:ウォーターバーグ地域の南70kmに位置する。アングロアメリカンプラチナム社(本社南アフリカ)が露天鉱採掘で生産を行っており、金属量(埋蔵量及び資源量ベース)の合計は265.9百万オンス(約8,270t、プラチナ、パラジウム、ロジウム、金の合計)。
・プラットリーフプロジェクト:ウォーターバーグ地域の南82kmに位置する。JOGMEC出資案件。本格的探鉱実施中。
2)契約内容
契約締結日 :平成21年10月9日
条件 :4年間で320万米ドルの調査費用を拠出することにより、37%の権益を獲得することができる。調査結果が良好な場合には優先的に日本企業に引継ぐ条件が設定されている。共同探鉱の契約上、新たに鉱床が発見された場合、優先的に日本企業に引継ぐ条件が設定されており、日本企業の新たな権益確保につながるものと期待される。
3)調査内容
ブッシュフェルド岩体北端での鉱化を確認することを目的とし、ボーリング調査を実施。

プラチナム・グループ・メタルズ社(Platinum Group Metals Ltd.)

本社 :カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
設立 :平成12年
概要 :白金族金属の鉱山開発を目的とし、カナダ及び南アフリカで探鉱を実施している中堅探鉱会社。南アフリカのヨハネスブルグに現地会社を有し、ブッシュフェルド地域西部WBJVプロジェクトは2015年央の生産に向け鉱山を建設中。本ウォーターバーグ地域プロジェクトのオペレータを務める。



調査地域位置図

調査地域位置図

この記事に関するお問い合わせ先

資源探査部 探査第2課  宮武 

TEL 03-6758-8374

総務部 広報課  西川 

TEL 03-6758-8106