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石油資源開発のカナダ・アルバータ州ハンギングストン鉱区における
オイルサンド開発事業の債務保証採択について

2014年3月4日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野 博文)は、石油資源開発株式会社(以下「JAPEX」)の子会社Japan Canada Oil Sands Limited(以下「JACOS」)がカナダ・アルバータ州ハンギングストン鉱区において実施中のオイルサンド開発事業について、債務保証対象事業として採択し、2月28日に債務保証関連契約を締結しました。
 JACOSは、1999年よりハンギングストン鉱区の一部(デモエリア)において、Steam‐Assisted Gravity Drainage法(SAGD法※)を適用した生産を開始し、現在日量6,000~7,000バレル程度のビチューメン(オイルサンド層から採取される超重質油)を生産しており、2012年12月には、ハンギングストン鉱区全域での拡張開発事業を開始したところです。

 ※SAGD法:深度の異なる2本の並行した水平井をオイルサンド層に掘削し、片方の井戸から連続的にスチームを入れながら、もう片方の井戸から連続的に油を生産する手法

 JACOSは、ハンギングストン拡張開発事業のオペレーターとして75%の権益を保有しており、残りの25%の権益はカナダのネクセン社が保有しています。本事業では、初期開発として、2016年上期に日量20,000バレル規模のビチューメン生産開始を見込み、その後、処理施設の拡張により最大日量30,000バレルまで生産を拡大することも念頭に置いています。

 本事業の発端は、1978年、旧石油公団と産業界62社の出資により設立されたカナダオイルサンド株式会社がその子会社JACOSを通じて、カナダのオイルサンド事業に参画したことに始まります。その後、ビチューメンの生産手法について様々な実証実験を重ね、今回の本格開発に至ったものです。なお、2005年の旧石油公団保有株式の売却等を経て、現在は、JAPEXが主導的な役割を担って、JACOSの事業を推進しています。

 JOGMECの債務保証は、JACOSがハンギングストン拡張開発事業のために、株式会社国際協力銀行と市中銀行の協調融資により借り入れを予定している総額6億ドルの50%に相当する市中銀行借入分3億ドルを対象とするものです。

 本事業は、JAPEXが基幹事業分野の一つと位置付けているオイルサンド事業の発展に寄与するとともに、我が国への原油供給源の分散化の観点から、エネルギーセキュリティ上の大きな効果が期待されています。

債務保証先会社の概要

名称 Japan Canada Oil Sands LimitedJACOS
設立年月日 197884
本社所在地 カナダ・アルバータ州
代表者 President 平田 敏幸 氏
株主構成

カナダオイルサンド株式会社(注) 100%

(注)カナダオイルサンド株式会社はJAPEXが筆頭株主を務める民間共同出資会社

権益保有比率

JACOS(オペレーター) 75%
NEXEN Energy ULC 25%

採択の内容

採択年月日 平成26220
債務保証見込額 3億ドル
採択理由 本プロジェクトについては、1.技術的事項、2.経済的事項、3.政策的事項、4.事業実施関連事項等の観点から構成されるJOGMECの採択審査基準を満たすと判断されることから、債務保証対象事業として採択することとした。
なお、本件の採択に際しては、経済産業大臣と協議し、同意を得ている。

プロジェクト位置図

プロジェクト位置図

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