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JOGMECの南アフリカ共和国白金族プロジェクトでの金属量、約693tに拡大

2014年6月25日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、南アフリカ共和国ブッシュフェルド地域北部で、カナダのプラチナム・グループ・メタルズ社と共同で実施している白金族プロジェクトにおいて、資源量の再評価を行い、プラチナ、パラジウム、ロジウム、金の合計で約693tへの金属量の拡大を確認しました。

 対象地域は、南アフリカ共和国の白金族鉱山地帯であるブッシュフェルド地域の北端に位置しています。この地域には、それまで白金族鉱床が存在するブッシュフェルド岩体は潜在していないと考えられていたため、積極的な調査が行われていませんでしたが、JOGMECはこの地域の有望性を見出し、2009年度にこの探鉱プロジェクトに参入しました。2011年11月にJOGMECはこの地域でブッシュフェルド岩体の存在を初めて確認するとともに、同岩体中に白金族鉱床を発見しました。その後のボーリング調査により、2012年9月に初めて予測鉱物資源量として合計約205tの金属量を報告し、2013年4月に315t、2013年9月に545tと更新・拡大してまいりました。(※過去に実施のニュースリリース参照)

 2013年9月に計算された545tの金属量は地表から深度1,000m までの予測鉱物資源量として計算されましたが、深度1,250mまでの予測鉱物資源量を再計算したところ、プラチナ、パラジウム、ロジウム、金の金属量の合計は693tに拡大しました。これは、本プロジェクトの北に隣接する鉱区にてプラチナム・グループ・メタルズ社が別途実施中の探鉱案件で計算された深度1,250m までの予測鉱物資源量に合わせて再計算されたものであり、計算に用いたボーリング・データに変更はありませんが、追加分析の結果、新たにロジウムの分析品位が追加されています。

 本プロジェクトは、2014年2月に南アフリカのエンジニアリング会社により予備的経済評価(PEA:Preliminary Economic Assessment)がまとめられ、採掘法、選鉱法、社会・環境対策、経済性などの初期的評価が明らかになりました。この結果を受け本プロジェクトは現在プレF/S を作成中です。JOGMECは今後とも我が国企業が直接関与する金属鉱山開発の促進に貢献してまいります。

(参考)

予測鉱物資源量

プロジェクトの概要

1)ウォーターバーグ(Waterberg)地域
位置 :首都プレトリアの北北東約270km
鉱区面積 :153km2
概要 :白金族金属を胚胎するブッシュフェルド岩体の北端に位置するが、地表は表土で覆われ、ブッシュフェルド岩 体の露出がないことから、これまで積極的な調査が行われていなかった地域。
周辺の開発状況 :
・モガラクエナ鉱山:ウォーターバーグ地域の南70kmに位置する。アングロアメリカンプラチナム社(本社南アフリカ) が露天鉱採掘で生産を行っており、金属量(埋蔵量及び資源量ベース)の合計は265.9百万オンス(約8,270t、プラチナ、パラジウム、ロジウム、金の合計)。
 ・プラットリーフプロジェクト:ウォーターバーグ地域の南82kmに位置する。JOGMEC出資案件。本格的探鉱実施中
2)契約内容
契約締結日:平成21年10月9日
条件 :4年間で320万米ドルの調査費用を拠出することにより、37%の権益を獲得することができる。調査結果が良 好な場合には優先的に日本企業に引継ぐ条件が設定されている。共同探鉱の契約上、新たに鉱床が発見され た場合、優先的に日本企業に引継ぐ条件が設定されており、日本企業の新たな権益確保につながるものと期待 される。

プラチナム・グループ・メタルズ社(Platinum Group Metals Ltd.)

本社:カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
設立:平成12年
概要:白金族金属の鉱山開発を目的とし、カナダ及び南アフリカで探鉱を実施している中堅探鉱会社。南アフリカのヨハネスブルグに現地会社を有し、ブッシュフェルド地域西部WBJVプロジェクトは2015年央の生産に向け鉱山を建設中。本ウォーターバーグ地域プロジェクトのオペレータを務める。

調査地域位置図

調査地域位置図

この記事に関するお問い合わせ先

資源探査部探査第2課  宮武・増田 

TEL 03-6758-8374

総務部広報課  西川 

TEL 03-6758-8106