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ASEAN+3石油備蓄ロードマップ会合を開催
~ASEAN諸国の石油備蓄体制整備への協力、働きかけの推進~

2016年7月13日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、2016年6月20日、ラオス人民民主共和国ビエンチャンにおいて、ASEAN Centre for Energy (ACE)と共同事務局を務めるASEAN+3石油備蓄ロードマップ(OSRM: Oil Stockpiling Roadmap)会合を開催しました。

 ASEAN諸国の石油需給は、2000年頃までは域内の生産と消費のバランスが概ね取れていましたが、その後は消費の急増と生産の減少で輸入依存度が急速に高まっており、今後更に拡大していく見通しとなっています。しかし、ASEAN諸国の石油備蓄の現状はIEA加盟国と比較して低い水準にあり、石油セキュリティ構築のために石油備蓄体制を整備する必要性が高まっています。

 こうした中、日本の提案に基づき、ASEAN+3(日中韓)エネルギー大臣会合のもとにJOGMECとASEAN Centre for Energy (ACE)が共同事務局を務めるASEAN+3石油備蓄ロードマップWG(ワーキンググループ)が設置されました。同WGでは2008年から「石油備蓄ロードマップ」の検討を開始し、これは2010年のASEAN+3エネルギー大臣会合でASEAN各国の石油備蓄の長期的な取組方針で自主的かつ拘束力のない非公表目標として承認されました。現在、各国はその目標設定や進捗度に差はあるものの、目標達成に向けた努力を続けています。

 JOGMECは、石油備蓄ロードマップ承認後、共同事務局として毎年会合を開催し、ASEAN各国の進捗状況の共有、日中韓からの知見の共有などを行っています。今回の会合でも、各国からの参加者による進捗状況の報告や今後の計画に関する議論などが行われました。

 今回議長を務めたラオスの副局長はJOGMECが昨年度から開始したASEANへの協力事業であるASEAN石油セキュリティ構築支援研修(局長級)に参加しており、会議冒頭の挨拶で、研修に参加して日本の先進的な備蓄の知見・技術を直接感じることができたこと、今後のラオスの備蓄計画に活用できることに対して深い感謝が表明されました。また、本会合には、ミャンマー、フィリピン、タイからの研修参加者も参加し、更なる関係構築ができたほか、昨年度JOGMECがカンボジアに対して行った協力事業である「石油備蓄に係る法令ニーズ調査」報告会に参加したカンボジアの副局長からも、会議の場でJOGMECによる調査実施に対して改めて感謝が表明されました。

 JOGMECは、今後とも、ASEAN諸国の石油備蓄体制整備への協力、働きかけを強力に推進することなどにより、我が国のエネルギー安全保障の向上に貢献してまいります。

ASEAN+3石油備蓄ロードマップ会合参加者による集合写真

ASEAN+3石油備蓄ロードマップ会合参加者による集合写真

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