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中国・国家石油備蓄センター(NORC)との石油備蓄の運営、管理に関する研修の実施に関する協定書の締結
~国際協力の推進による我が国のエネルギー安全保障の向上への取り組み~

2016年7月13日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、2016年6月27日、中国・国家石油備蓄センター(NORC: National Oil Reserve Center)と、日本での石油備蓄の運営、管理に関する研修の実施に関する協定書を締結しました。

 JOGMECは、石油備蓄に関し、国際協力の推進による我が国のエネルギー安全保障の向上に取り組んでいます。特に、我が国のエネルギー安全保障上アジア地域の石油備蓄体制強化が重要であることから、これまで、ASEAN諸国の石油備蓄体制整備への協力、働きかけの推進、韓国石油公社(KNOC)との戦略協力協定に基づく定期協議を通じた連携などを行ってきています。

 JOGMECと中国・国家石油備蓄センター(NORC)とは、NORCが発足した2007年12月以降交流を行ってきており、これまでも情報交換や連携を行っています。

 BP統計2015による2014年の石油消費量実績は、中国は米国(日量1,903万5千バレル)に次ぐ世界第2位(日量1,105万6千バレル)であり、第3位の日本(日量429万8千バレル)を大きく上回っています。また、IEA(国際エネルギー機関)の”World Energy Outlook2015”の展望では、中国は2030年代までに米国を抜き世界最大の石油消費国になると予想されています。

 こうした中、中国は石油備蓄を計画的に増強しています。中国国家統計局の公表内容によると中国では、2015年半ば時点で国家石油備蓄基地8基地が操業し、国家石油備蓄2,610万トン(1億9,000万バレル程度)の原油が貯蔵されています。また、今後も基地の建設、備蓄量の増加が計画されているようです。

 今回の研修は、JOGMECの前身である石油公団が1978年から開始した日本の国家石油備蓄のこれまでの経験、石油備蓄に関する日本の知見や技術などの共有を行うものであり、世界の石油消費量第2位の中国と第3位で国家石油備蓄量約3億バレル(資源エネルギー庁公表)の国家石油備蓄を保有する日本が協力する意義深いものです。

 JOGMECは、本協定書に基づく研修の実施を通じて日本の知見・技術を共有することにより、中国における国家石油備蓄基地の安全確保を含めた運営、管理手法の向上に協力し、アジア地域の石油備蓄体制強化を通じて我が国のエネルギー安全保障の向上に貢献してまいります。

中国・国家石油備蓄センター(NORC: National Oil Reserve Center)との署名式<br />(左:NORC 裴 副主任  右:JOGMEC 渡辺理事)

中国・国家石油備蓄センター(NORC: National Oil Reserve Center)との署名式
(左:NORC 裴 副主任  右:JOGMEC 渡辺理事)

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総務部広報課  乾 

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