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企画講演「自然力活用型坑廃水処理~実用化促進の取組~」「JOGMEC金属資源の生産技術に関する基礎研究の成果」を開催
~2019年資源・素材関係学協会合同秋季大会~

2019年10月15日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、9月24日~26日に行われた、資源・素材関係学協会合同秋季大会「資源・素材2019(京都)」(主催:一般社団法人資源・素材学会、会場:京都大学)にて2件の企画講演「自然力活用型坑廃水処理~実用化促進の取組~」および「JOGMEC金属資源の生産技術に関する基礎研究の成果」を開催し、これまでの研究成果に関する活発な議論を行いました。
 資源・素材2019(京都)において、JOGMECは二つのテーマを企画し、「自然力活用型坑廃水処理~実用化促進の取組~」には7件の発表に約40名が参加、「JOGMEC金属資源の生産技術に関する基礎研究の成果」には10件の発表に約50名が参加し、活発な議論が行われました。以下にそれぞれの概要を紹介します。

自然力活用型坑廃水処理~実用化促進の取組~

「自然力活用型坑廃水処理~実用化促進の取組~」講演の様子

 JOGMECは、鉱害防止事業における坑廃水処理費用の大幅な削減が期待できる自然力活用型坑廃水処理(パッシブトリートメント)(注1)に関する調査研究に取り組んでおり、現在、休廃止鉱山のサイトで実証試験を行っています。
 本企画講演において、JOGMECからは今年度から開始した「JOGMECプロセス」(注2)の実規模相当実証試験状況やプロセスの最適化(処理時間短縮等に有効なセミパッシブプロセスの検討)、複数の現場における試験状況等について報告を行いました。
 参加者からは多数の質問・意見が寄せられ、JOGMECプロセスの休廃止鉱山への実導入に向けた技術的課題等について活発な議論が交わされました。

 JOGMECは、鉱害防止対策を支援する国策実施機関として、坑廃水処理コスト削減を実現する手段である自然力活用型坑廃水処理技術の実導入を目的として、それに資する調査研究を今後も推進してまいります。

(注1)パッシブ・トリートメント(自然力活用型坑廃水処理)の調査研究(鉱害防止支援技術開発)
(注2)「JOGMECプロセス」について
「JOGMECプロセス」は、もみがら・米ぬか等を充填した反応槽(バイオリアクター)内で、硫酸還元菌を活用し坑廃水中の金属を主に硫化物として析出・除去する坑廃水処理技術です。

JOGMEC金属資源の生産技術に関する基礎研究の成果

「JOGMEC金属資源の生産技術に関する基礎研究の成果」講演の様子

 JOGMECでは、金属資源の安定供給に寄与する知見の蓄積と持続的な研究の推進を目的に、大学などにおける金属資源研究の活性化と金属資源系若手研究者への支援として「金属資源の生産技術に関する基礎研究」(注3)と題した事業を行っています。
 本事業は平成20年度から実施しており、これまでに50件以上のテーマについて研究を行ってきました。この度、本事業の周知とこれまでの研究成果の普及を目的に企画講演を実施しました。本講演では、昨年度終了した10件の研究成果について各研究者からご講演いただき、活発な議論が行われました。

 JOGMECでは、引き続き金属資源系技術者の人材育成に貢献するとともに、金属生産技術への新たな知見の創出に努めてまいります。

(注3)「金属資源の生産技術に関する基礎研究」は将来の我が国の金属資源の安定供給確保に寄与する知見の蓄積及び持続的な研究の進展のための、新しい採鉱・選鉱・製錬・リサイクル技術に関する基礎的な研究を行うもので、大学・高等専門学校及び公的研究機関を対象に公募により研究テーマを募集し、委託研究として実施しております。

この記事に関するお問い合わせ先

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電話 03-6758-8032

金属資源技術部生産技術課神谷

電話 03-6758-8030

総務部広報課高橋

電話 03-6758-8106

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