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第16回石油・石油ガス備蓄業務改善活動発表会を開催しました
~改善活動を共有しエネルギーセキュリティの更なる強化へ~

2020年2月5日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2020年1月30日、虎ノ門ニッショーホール(日本消防会館)において、「第16回石油・石油ガス備蓄業務改善活動発表会」を開催し、石油・石油ガスの国家備蓄に携わる19社(21グループ)が業務における改善活動を発表しました。

発表者および関係者での記念撮影

 本発表会は、石油・石油ガス備蓄に携わる各社独自の業務改善への取り組みとその成果を関係先に対し広く情報共有し、活用可能な事例を取り入れること等を通じて備蓄業務の改善のため、毎年行っているものです。
 JOGMEC発足後16回目の開催となる今回は、国家備蓄操業会社・隣接会社、共同備蓄会社等計19社(21グループ)により、「効率化」や「安全性の向上」等の観点から発表が行われました。
 開会にあたっては、JOGMEC細野理事長による主催者挨拶に続き、来賓を代表して資源エネルギー庁小泉石油精製備蓄課長からご挨拶をいただきました。
 参加各社および機構の審査員からの投票により、優秀な発表には各賞が贈られ、今回は省エネへの継続的な取り組みについて発表した北海道石油共同備蓄株式会社が最優秀賞を受賞しました。
 有事において迅速に備蓄放出を行うべく、日頃より備蓄基地の安全操業を確保しつつ、さらに効率的な業務運営を図っていくためには、会社経営層はもとより、操業現場の人員一人ひとりに至るまで、課題を発見する力や、問題を解決し改善に取り組もうとする意欲を日々欠かさず持ち続けることが肝要です。
 JOGMECは、今後も、こうした様々な努力を積み重ねる姿勢を応援してまいります。

各受賞発表概要

最優秀賞
発表テーマ ~北の国から~ 拘り続けたエネルギー使用量限界への挑戦
会社名 北海道石油共同備蓄株式会社
概要  当基地は寒冷地のため凍結対策など原油換算3,000キロリットル/年以上のエネルギーを使用したが、長年に亘る省エネにより1,900キロリットル/年迄削減。しかし、その後テーマ・効果とも減少し下火となった。この遣り尽した感の蔓延する状況から、場当たり的だった活動を是正し、既成概念に囚われないゼロ発想とPDCAサイクルの仕組みによって、エネルギー使用の限界への挑戦!

優秀賞
発表テーマ 保全業務の変革 ~コスト低減を目指した塗装工事内製化への挑戦~
会社名 沖縄ターミナル株式会社
概要  設備の維持管理を行いつつ保全費を低減するために実施してきている自主保全について、更なるコスト低減を行うことを目的とし、今年度予算工事項目の中から自主保全化が可能な項目についての期待効果を検討した。その結果を踏まえて、陸上設備配管塗装工事の内製化を図り、配管塗装費の低減を行った。

優秀賞
発表テーマ 防災センター業務の転倒、転落リスクの低減
会社名 沖縄石油基地株式会社
概要  沖縄管理産業株式会社は沖縄石油基地株式会社から警備防災・環境保全業務を受託しています。その受託業務の中から、転倒・転落災害のリスクのある作業を選定し、作業方法の見直しおよび設備機材の改良を行い安全性の向上を図った活動の紹介です。

奨励賞
発表テーマ 浮防油堤バラストタンクの管理方法の確立
会社名 上五島石油備蓄株式会社
概要  貯蔵船の周りには、万が一の海上への原油流出に備え、一次及び二次の浮防油堤が設置されている。一次浮防油堤は堤体65基で構成されており、海上に浮いた状態で常に防油機能を維持している。
 平成23年に堤体内部腐食による破孔が確認されたことから、適正な防食工法及び管理方法の確立を目的に本テーマに取り組んだ。

奨励賞
発表テーマ 排水処理設備運転方法改善による省エネ
会社名 日本地下石油備蓄株式会社 久慈事業所
概要  排水処理設備は2系列(前系列・後系列)通水で処理しているが、前系列を10時~22時の間2系列運転から1系列運転にする事で、ポンプ1台とミキサー3台の回転機を停止することにより日中の電力使用量を削減した。その結果、前年対比約1.6パーセントの電力削減となり、省エネ法に基づく使用エネルギー原単位1パーセント/年の削減目標を達成した。

特別賞
発表テーマ 緊急時における資機材運搬方法の改善
会社名 JX喜入石油基地株式会社
概要  緊急時の対応として、大型投光機、ウェルデンポンプおよびファスタンクなどを使用するが、運搬方法について作業の安全性と効率性をさらに向上させるために対策を検討した。対策においては、トラックと台車の改良を行った結果、運搬作業の安全性を向上させることができ、また運搬時間の短縮も図られるなどの効果が得られた。

若人賞(機構の若手職員の審査による表彰)
発表テーマ 見学来訪者受付業務のカイゼン
会社名 福井石油備蓄株式会社
概要  福井基地への見学の受入に必要な手続きは、見学依頼者とのやりとりや、JOGMEC申請、社内調整等2つのルールに従った業務を実施していることで時間を要している。見学来訪者受付業務の「あるべき姿」を追求し、見学来訪者の安全と満足度を落とさず、業務のカイゼンを行う。

発表会社および発表テーマ(発表順)

  会社名 発表テーマ
1 JXTGエネルギー株式会社 水島製油所 ポンプ自主保全活動
2 むつ小川原石油備蓄株式会社 見学者の満足度アップ
3 白島石油備蓄株式会社 休日・夜間の傷病者対応
4 大分液化ガス共同備蓄株式会社 配管の腐食診断をツールとした若手社員への技能伝承
5 日本地下石油備蓄株式会社 菊間事業所 3階倉庫クリーンアップ大作戦 ~最終章~
6 鹿島液化ガス共同備蓄株式会社 プロパンBOGクーラ出口配管閉塞に対する改善
7 日本地下石油備蓄株式会社 串木野事業所 自主保全活動の作業効率UP
8 秋田石油備蓄株式会社 DCSシーケンスの見える化
9 苫東石油備蓄株式会社 受発信業務・立会業務のカイゼン
10 福井石油備蓄株式会社 見学来訪者受付業務のカイゼン
11 志布志石油備蓄株式会社 原油タンク浮屋根溶接部修理カイゼンの取り組み
12 JX喜入石油基地株式会社 緊急時における資機材運搬方法の改善
13 沖縄石油基地株式会社 防災センター業務の転倒、転落リスクの低減
14 新潟石油共同備蓄株式会社 冬期凍結対策の見直し
15 上五島石油備蓄株式会社 浮防油堤バラストタンクの管理方法の確立
16 波方ターミナル株式会社 日常点検記録のデジタル化
17 九州液化瓦斯福島基地株式会社 塗装仕様変更による塗装補修工事の費用削減
18 ENEOSグローブ株式会社 計装空気圧縮機更新に伴う省エネ化と機種選定
19 沖縄ターミナル株式会社 保全業務の変革 ~コスト低減を目指した塗装工事内製化への挑戦~
20 日本地下石油備蓄株式会社 久慈事業所 排水処理設備運転方法改善による省エネ
21 北海道石油共同備蓄株式会社 ~北の国から~ 拘り続けたエネルギー使用量 限界への挑戦

この記事に関するお問い合わせ先

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