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資源地質学会技術賞 受賞
~ウズベキスタン共和国におけるウラン鉱床の発見に関連して~

2021年7月2日

 JOGMECの職員が2021年6月30日に開催された資源地質学会第70回年会学術講演会で、ウズベキスタン共和国におけるウラン鉱床発見に関連し、資源地質学会2020年技術賞を受賞しました。

左から順に、五味篤資源地質学会会長、下條将徳(内枠は上から順に、清水栄里、高橋 修)

 JOGMECは、ウズベキスタン共和国国家地質鉱物資源委員会と進めている共同調査プロジェクト「メシェティンスカヤ地域」において、2016年から開始したボーリング調査により、ウラン資源量2000tを超える砂岩型ウラン鉱床を発見しました。

 今後資源量の増加も見込まれることから、著しい探鉱成果であることが認められ、令和3年6月30日、資源地質学会2020年技術賞が本地域の調査成果に貢献したJOGMEC資源探査部関係者に授与されました。受賞にあたっては、JOGMEC職員が探査プログラム策定や地質解析に主体的に関わり成果に大きく貢献したこと、また、これまで詳細な調査がなされていなかった地区での鉱床発見が意義深いものとして評価されました。 

 なお、今回の砂岩型ウラン鉱床の発見は、ウズベキスタンが外国企業の探査活動参入を許可して以降初めての事例であり、日本―ウズベキスタンの関係深化にも貢献しています。

資源地質学会2020年技術賞

探査技術の進歩に寄与し、あるいは著しい探鉱成果をあげて、資源・環境地質学ならびに天然資源の開発に貢献した会員に授与される(資源地質学会賞表彰規則より)
 
対象件名 「ウズベキスタン共和国メシェティンスカヤ地域における砂岩型ウラン鉱床の発見について」
受賞者 清水栄里(JOGMEC)、下條将徳(JOGMEC)、高橋 修(JOGMEC)  (注)所属は論文投稿時のもの
受賞理由(要約) メシェティンスカヤ地域は、ブカンタウ山地北側に広がるシルダリヤ堆積盆に位置し、これまで砂岩型ウラン鉱床の賦存の可能性は示唆されていたものの、詳細な探査が行われていない地域であった。探鉱では、長期の現場派遣をとおしてJOGMEC職員が探査プログラムの策定や地質解析に主体的に関与し、新規鉱床の発見とその後の資源量の拡大に大きく貢献した。本件は、同国が外国企業の探査活動参入を許可して以降、初めて砂岩型ウラン鉱床を発見した事例であるとともに、日本―ウズベキスタンの関係深化にも貢献しており、資源地質学会技術賞にふさわしい。
  • 技術賞の記念盾

  • 表彰状

メシェティンスカヤ(Meshetinskaya)地域の概要

位置 ウズベキスタン共和国ナボイ州北部
対象地区面積 2,057平方キロメートル
概要 JOGMECは、2015年にウズベキスタン共和国国家地質鉱物資源委員会と資源分野の技術協力や共同調査に関する合意文書を締結し、翌2016年からメシェティンスカヤ地域にてボーリング調査を開始しました。その結果、含ウラン地下水の浸透により形成された酸化還元フロントに伴うロールフロントタイプの砂岩型ウラン鉱床を発見し、2020年3月までにC2カテゴリ(概測鉱物資源量に相当)資源量としてウラン量で2000トンを超える規模となりました。本鉱床の特徴から、コスト競争力が高く環境負荷の小さい採掘法であるISL(In Situ Leaching)の適用が想定されます。現在も未探査地区が残されていることから、資源量拡大のためのボーリング調査を継続して実施しています。

参考

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