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ベネズエラ・ボリバル共和国オリノコ地帯での超重質油の開発事業への出資について

2010年4月12日

 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC 理事長:河野 博文)は、国際石油開発帝石(株)(代表取締役社長:黒田 直樹)および三菱商事(株)(代表取締役社長:小島 順彦)が参加するベネズエラ・ボリバル共和国オリノコ地帯カラボボ・エリアでの超重質油の開発・生産及び改質事業を、合弁事業の契約締結等を条件に出資対象事業として採択しました。

 国際石油開発帝石(株)および三菱商事(株)は、本年1月に実施されたカラボボ・エリアの国際入札において、米・シェブロン(Chevron)社、ベネズエラ・スエロペトロル(Suelopetrol)社とコンソーシアムを組成して応札し、同コンソーシアムはプロジェクト3(カラボボ・エリア・ブロック5、ブロック2 South 及びブロック3 North での超重質油の開発・生産及び改質事業-ピーク時日量約40万バレルの原油生産を見込む-)を落札しました。 本事業は、同コンソーシアムとベネズエラ国営石油会社(PDVSA)の子会社であるCVP が合弁会社を設立して実施します。今後、国際石油開発帝石(株)および三菱商事(株)は共同で日本カラボボ石油(株)を設立し、JOGMEC は日本カラボボ石油(株)に対して出資を行う予定です。

 ベネズエラは世界的にも大規模な埋蔵量を有する産油国であり、なかでもオリノコ地帯はサウジアラビアにも匹敵する可採埋蔵量が期待されています。本プロジェクトは、本邦企業初のベネズエラにおける重質油開発事業であり、技術的知見の蓄積等により、今後拡大が見込まれる重質油開発分野での事業拡大の第一歩となるものです。また、両社の原油引取量の増加に寄与するのみならず、我が国のエネルギーセキュリティ上も大きな効果が得られることが期待されています。

 日本・ベネズエラ両国間では昨年3月にエネルギー協力についての政府覚書が締結され、翌4月のチャベス大統領の来日を機に、JOGMEC もPDVSA との間でオリノコ地帯の重質油開発を含めた包括的な協力協定を締結しています。本プロジェクトの実現により重質油開発分野での両国間の協力が具体化し、わが国とベネズエラとの関係がさらに強化されることが期待されます。

以 上

プロジェクトの概要

1)会社概要

名称 日本カラボボ石油(株)
設立 設立準備中
代表者 未定
機構出資比率 今後JOGMECは対象事業費の49%を出資予定。

2)鉱区位置 (別添鉱区位置図参照)

 ベネズエラ・ボリバル共和国 オリノコ地帯カラボボ・エリアプロジェクト3鉱区(ブロック5、ブロック2 South及びブロック3 North)

3)参加シェア

 本プロジェクトは以下の4社により設立される合弁会社により実施される。

合弁会社株主 持株比率
Corporación Venezolana del Petróleo, S.A.(CVP)
(国営石油会社PDVSAの100%子会社)
60%
Chevron Carabobo Holdings ApS
(米Chevron社子会社)
34%
Japan Carabobo UK Ltd.
(日本カラボボ石油(株)の100%子会社)
5%
Suelopetrol, C.A., S.A.C.A.
(ベネズエラの石油関連サービス企業)
1%

採択内容

1)採択日

2010年3月25日(CVPとの合弁事業契約が締結されること等が条件)

2)JOGMEC出資見込額(2010年から2017年までに想定される出資額合計)

約250~320億円

採択理由

 本プロジェクトについては、
 (1)技術的事項、(2)経済的事項、(3)政策的事項、(4)事業実施関連事項等の観点からのJOGMECの採択審査基準を満たすと判断されることから、出資対象事業として採択することとした。
 なお、本プロジェクトの採択に際しては、経済産業大臣と協議し、同意を得ている。

以 上

別添

ベネズエラ・ボリバル共和国 オリノコ地帯カラボボ・エリアプロジェクト3鉱区(ブロック5、ブロック2 South 及びブロック3 North)
鉱区位置図

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