ホーム >  ニュースリリース >  2011年度 >  JOGMEC、インドネシア・アルミナ案件に金融支援‐ 我が国のアルミナの安定供給に大きな貢献 ‐

JOGMEC、インドネシア・アルミナ案件に金融支援
‐ 我が国のアルミナの安定供給に大きな貢献 ‐

2011年6月13日

 JOGMEC(理事長:河野博文)は、6月13日、昭和電工株式会社(社長:市川秀夫、以下「昭和電工」)が、インドネシアで推進しているアルミナプロジェクトに必要な資金に対する債務保証案件を採択しました。

 当該必要資金のうち約263億円は、国際協力銀行(以下「JBIC」)と民間金融機関(主幹事みずほコーポレート銀行及び住友信託銀行)からの借入により調達されますが、JOGMECは、このうち民間金融機関から調達される約105億円の80%(約84億円)に対する債務を保証するものであり、JOGMECとJBICの協同案件として、2例目(*)になります。

 本プロジェクトは、昭和電工がインドネシア・アンタム社と共同で、インドネシア・カリマンタン島の西部に位置するタヤン地区においてケミカルグレード用アルミナ製造プラントを建設し、生産を行う事業で、主原料となるボーキサイトは、当該プラントに隣接するアンタム社が操業する鉱山から、供給されることになっています。アルミナ生産量は30万t/年を計画しており、2014年初頭の操業開始を目指しています。

 アルミナはアルミニウム製錬の原料となりますが、新工場にて生産される水酸化アルミニウムおよびアルミナは、その各々持っている特性により水質浄化剤・機能材料〔セラミックス研削材耐火材放熱材等〕・エレクトロ二クス製品の材料など幅広く産業界で使用されており、我が国製造業にとって重要な素材となっています。本件は、JOGMECの金融支援としては、初のアルミナ案件であり、我が国のアルミナの安定供給に大きく貢献することが期待されます。

 今後も、JOGMECは、金属資源全般の安定供給を図るため、海外で探鉱開発を推進する企業に対し、積極的な支援を行っていく方針です。

(*)1 例目は、2009年9月に採択したチリ・エスペランサ銅鉱山開発への債務保証案件。(下記参照)

プロジェクトの概要

 本プロジェクトは、インドネシア・アンタム社が80%、昭和電工が20%出資する合弁会社インドネシア・ケミカル・アルミナ社が、インドネシア・カリマンタン島の西部に位置するタヤン地区においてケミカルグレード用アルミナを製造するプラントを建設、生産を行う事業です。
 アルミナ製造に必要な原料は、パートナーであるアンタム社が操業し、当該プラントに隣接するボーキサイト鉱山から引取権を得て、安定的に供給されるもので、原料ボーキサイト鉱石の採掘からケミカルグレード用アルミナ製品製造までの一貫生産プラントとしては世界最大規模となります。
 アルミナ生産量は30万t/年で、うち20万tを昭和電工が引取り、日本の顧客を中心に販売する予定で、2014年初頭の操業開始を目指しています。

タヤン地区

会社概要

(1)インドネシア・ケミカル・アルミナ社 概要
  正式社名: P.T. INDONESIA CHEMICAL ALUMINA
  日本語社名: インドネシア・ケミカル・アルミナ社
  設立: 2007 年 2 月
  代表者: ヘンドラ サンティカ社長(Mr. Hendra Santika)
  株主: アンタム社(80%)、昭和電工株式会社(20%)

(2)アンタム社 概要
  正式社名: PT. Antam Tbk
  日本語社名: アンタム社
  本社所在地: インドネシア ジャカルタ
  設立: 1968 年 7 月
  代表者: アルウィン サー ルービス社長(Mr. Alwin Syah Loebis)
  株主: インドネシア政府(65%) 他
  事業内容: 金、ニッケル、ボーキサイト等鉱産物の採掘・加工・輸出

この記事に関するお問い合わせ先

金属ファイナンス部西川

電話 03-6758-8425

広報担当:総務部植松

電話 03-6758-8106

(法人番号 4010405009573)
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-1 
虎ノ門ツインビルディング 16階(JOGMEC 総合受付)
電話(代表)03-6758-8000
Copyright© Japan Oil, Gas and Metals National Corporation All Rights Reserved.