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チリ銅鉱山開発案件へ債務保証を実施‐探鉱融資プロジェクトが開発段階に移行した事案‐

2011年7月26日

 JOGMEC(理事長:河野博文)は、7月26日、パンパシフィック・カッパー株式会社(社長:足立吉正,以下「PPC」)及び三井物産(社長:飯島彰己)が、チリ共和国で推進しているカセロネス銅鉱山開発プロジェクト(以下「本プロジェクト」,出資比率:PPC75%,三井物産25%)に必要な資金に対する債務保証案件を採択しました。

 当該開発投資額約20億米ドルのうち、14億米ドルは、国際協力銀行(以下「JBIC」)と民間金融機関からの借入により調達されますが、JOGMECは、このうち、民間金融機関からの融資3億米ドルの90%(2.7億米ドル)に対する債務を保証するものです。

 本プロジェクトは、2006年にPPCが権益を取得して以降、JOGMECが、探鉱段階から一貫して金融支援(総額129億円の探鉱融資)を行ってきたもので、JOGMECの探鉱融資プロジェクトが開発に移行した事案であります。JOGMECは、本プロジェクトを開発段階においても継続して支援するもので、JBIC及び日本貿易保険(NEXI)と協力して支援する初の金属資源開発案件であり、日本国政府の鉱物資源の安定的確保対策の大きな成果と考えられます。

 本プロジェクトは,日本企業が100%の権益を有する大型銅鉱山開発プロジェクトで、2013年の操業開始を目指しており、生産される銅精鉱(年間銅量約15万トン)は、全量、PPC傘下の銅製錬所に供給される予定です。これは、日本の銅精鉱の総輸入量130.6万トン(2010年:Copper Bulletin June 2011)の約11.5%に相当するもので、我が国における銅資源の安定確保に大きく貢献することとなります。

 今後も、JOGMECは、金属資源全般の安定供給を図るため、海外で探鉱開発を推進する企業に対し、積極的な支援を行っていくとともに、本件のように探鉱段階から開発段階まで、一貫した支援を行っていくことを目指します。

カセロネス銅・モリブデン鉱床開発プロジェクトの概要

  1. 建設期間:2010年~2013年
  2. 操業開始:
    ・SX-EW 法による電気銅生産 2013年1月
    ・銅精鉱・モリブデン精鉱生産 2013年9月
  3. 生産期間:2013年~2040年(28年間)
  4. 生産量(見込み):
  5. (当初10年間平均)  
      銅:銅精鉱(銅量)約15万トン/年、電気銅約3万トン/年計約18万トン/年
      モリブデン:約3千トン/年
    (28 年平均)
      銅:銅精鉱(銅量)約11万トン/年、電気銅約 1万トン/年計約12万トン/年
      モリブデン:約3千トン/年
  6. 開発投資額(概算):約20億米ドル(生産設備等初期投資額)
  7. カセロネス銅・モリブデン鉱床の所在地
  8. チリ第Ⅲ州の州都コピアポ(Copiapo)から南東162km,アルゼンチンとの国境から15km に所在。鉱床付近の標高は4,200m~4,600m。
カセロネス銅・モリブデン鉱床

パンパシフィック・カッパー株式会社

 2000年10月に設立されたJX日鉱日石金属株式会社及び三井金属鉱業株式会社の共同出資による銅事業会社(出資比率:JX日鉱日石金属株式会社66%、三井金属鉱業株式会社34%)。

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