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白金族金属探鉱案件へ初の出資
-自動車産業に必須のレアメタルの安定確保を目指して-

2011年8月17日

 JOGMEC(理事長:河野 博文)は、8月17日、伊藤忠商事株式会社(代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)が南アフリカ共和国で推進中のプラットリーフ・白金族金属・ニッケル探鉱開発事業(以下「本事業」)に対し、出資を実行しました。

 伊藤忠商事は、本事業を推進する開発会社の株式10%を取得し、オペレーターであるアイバンプラッツ社とともに、本事業を実施しています。

 JOGMEC は、この度、伊藤忠商事の要請を受け、本事業の確実な開発移行に向けて、同国のカントリーリスク低減や技術支援を目的に、本事業に参画することを決定し、伊藤忠商事が出資・支配する探鉱子会社(ITC プラチナム ディベロップメント社)を通じ、約42億円(1.5%相当)を出資することとしました。なお、プラント大手の日揮株式会社(代表取締役会長兼CEO 竹内敬介、以下「日揮」)も0.5%相当の出資をしており、今後、日本連合で本事業を推進していくことになります。

 本事業の対象地域は、世界の白金族金属の8割超の埋蔵と7割超の産出量で知られているブッシュフェルト地域の北部に位置しており、2000年からの探鉱で、ニッケル・銅及び金を伴う有望な白金族金属の鉱徴を確認し、最近の探鉱において、坑内採掘対象となる大型高品位鉱床が発見され、更なる鉱量の増加を確認しており、今後、大型白金族金属鉱山として早期の開発、生産着手が期待されます。

 白金族金属は、需要の5割近くが自動車の排気ガスを浄化する触媒に使用され、我が国の産業の競争力維持と強化に不可欠なレアメタルであるため、日本の資源確保政策の中で、最重要鉱種の一つに位置付けられております。

 今後も、JOGMEC は金属資源全般の安定供給を図るため、海外で探鉱開発を推進する企業に対し、積極的な金融支援を行っていく方針です。

プロジェクトの概要

所在地 南アフリカ共和国ブッシュフェルト地域北部 ヨハネスブルグ北東約280km
鉱区保有者 アイバンプラッツ社.及び伊藤忠商事の共同探鉱会社
鉱区面積 約107km2
探鉱経緯 アイバンプラッツ社が2000年より探鉱開始し、更に2007年より坑内採掘対象の本格探鉱を開始、2010年の探鉱で非常に良好な探鉱結果を得ております。

白金族金属について

 プラチナ、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、オスミウム、イリジウムの総称。物理的性質や化学的性質が互いに類似しており、地質的にも纏まって存在し同時に産出されることで知られています。

アイバンプラッツ社について

会社名 Ivanplats Limited
代表者 Robert M. Friedland
本社所在地 カナダ バンクーバー
設立 1993年

ITC プラチナム ディベロップメント社について

会社名 ITC Platinum Development Ltd.
代表者 四居利之
所在地 英国 ロンドン

出資スキーム図

出資スキーム図 画像

対象鉱区位置図

対象鉱区位置図

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