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海洋資源調査船「白嶺」による沖縄トラフ海域での
掘削調査におけるドリルパイプ等の脱落について

2012年4月17日

 JOGMEC(理事長:河野博文)が海洋資源調査船「白嶺」により沖縄海域で実施している海底熱水鉱床の掘削調査において、4月17日にドリルパイプが破断し、ドリルパイプと機材が海底に脱落するトラブルが発生しました。このトラブルによる人的被害や船体への被害はありません。
 JOGMEC(理事長:河野博文)が沖縄トラフ海域(沖縄本島の北西方)で実施している海底熱水鉱床の掘削調査において、4月17日にドリルパイプが破断し、破断部より先のドリルパイプ(約1,400m)及び ROV(遠隔操作無人探査機)等の機材が海底に脱落するトラブルが発生しました。
 本トラブルに関しては、人的被害及び船体への被害は無いことが確認されました。また、油類の漏出もなく、周辺に設置されている海底ケーブルへの影響はありません。脱落したパイプ及び ROV の状況については確認中です。

掘削調査の概要

本掘削調査は、経済産業省からの受託事業の一環として沖縄トラフにて実施しています。
事業名:平成24年度海底熱水鉱床採鉱技術開発等調査事業
受託期間:平成24年4月1日~平成25年3月31日
事業目的:海底熱水鉱床の環境影響評価・採鉱技術開発のための海洋調査、採鉱技術開発、選鉱・製錬技術開発
調査海域:沖縄トラフ海域、伊豆・小笠原海域
関係者:JOGMEC(実施者)、海洋技術開発株式会社(船舶運航)

今回の掘削調査の目的等:
 沖縄本島の北西方の沖縄トラフ海域には海底熱水活動域がありJOGMECでは海底熱水鉱床の開発の最有望地としてこれまで継続して調査を実施。
 今回の調査では、これまで調査ができなかった海底熱水鉱床内部や周辺部の鉱石の分布状況・品位等の情報を取得する計画。

今後の対応

 トラブルの詳細な原因については、現在、調査中。また、「白嶺」はROVの回収を最優先に作業を実施中です。

海洋調査船「白嶺」の概要

 「白嶺」は、我が国周辺海域の海洋資源の探査・開発を推進するために建造された海洋資源調査船で、2010年7月、三菱重工業株式会社下関造船所で起工、2011年3月進水後、船内工事を経て完成しました。総トン数6,283トン、全長118.3m、幅19.0mの調査船で、2種類の大型掘削装置や各種の最新調査機器を搭載しています。
 「白嶺」は2012年2月から沖縄海域等において掘削装置など大型調査機器を用いた海底鉱物資源の賦存量調査や海洋環境基礎調査等を実施しています。

海洋資源調査船「白嶺」の主要諸元等

(1)要寸法:全長118.3m、幅19.0m、深さ9.2m、総トン数6,283トン
(2)航海速力:15.5ノット
(3)航続距離:約9,000海里
(4)主要搭載機器:海底着座型ボーリングマシン、船上設置型ボーリングマシン、サイドスキャンソナー、 ファインダー付きパワーグラブ(2種)、ROV(遠隔操作無人探査機)など
(5)最大搭載人員:70人

この記事に関するお問い合わせ先

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電話 03-6758-8031

広報担当: 総務部広報課植松

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