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上五島国家石油備蓄基地における長崎県西部排出油等防除協議会防災訓練の実施について

2012年9月12日

 9月4日、上五島国家石油備蓄基地(長崎県上五島町、以下「上五島基地」)において、長崎県西部排出油等防除協議会(会長:五島海上保安署長)により、平成24年度防災訓練が実施されました。
 本訓練は、関係相互機関による協力体制の確立と海上防災体制の充実・強化を図ることを目的としたもので、上五島基地における大型タンカーからの油流出事故を想定して実施されました。
 当日は、「午前9時30分、上五島基地シーバースに着桟作業中の原油タンカーが、不測の潮流のため操船を誤りシーバースに衝突。原油タンカー船首部に破口が生じ、積載中の原油約 2kl が海上に流出。さらに、原油タンカー機関室内で火災が発生、乗組員による初期消火を実施するも火勢が強く、機関室を閉鎖し総員退船。一方で、油回収作業船の作業員2名が、甲板上で回収資機材の収納作業中、足を滑らせ海中に転落。」との想定で訓練が実施されました。

 訓練には、防災関係6機関(参加人員140名)、船艇9隻及び回転翼機1機が出動し、情報の伝達、初動措置、緊急出動、船舶交通に対する安全措置・広報活動、流出油の拡散防止及び回収・処理、海中転落者救助、船舶火災消火訓練等が実施され、午前10時50分、訓練は所期の目的を達成し終了しました。

上五島国家石油備蓄基地の概要

 同基地は、世界で初めて洋上タンク方式を採用した原油備蓄基地として、昭和63年9月に完成。防波堤により平穏な泊地を確保し、貯蔵船5隻を並列に配置し各貯蔵船を防油堤で囲むもので、貯蔵船1隻あたりの貯油能力は88万kl(5隻合計で440万kl)です。  平成24 年8月末現在、約342万klの原油が保管されています。
  • 自衛防災組織・現地本部

  • 一次オイルフェンス展張600m

  • 二次オイルフェンス展張400m(防災船)

  • 油回収器の組立

  • 油回収船による回収作業(一次オイルフェンス内)

  • 回転翼機による海中転落者の救助訓練
    (第7管区海上保安本部福岡航空基地)

  • 一斉放水(消防車、シーバースモニター2 基)

  • 一斉放水(海上保安署、上五島基地自衛防災組織)

この記事に関するお問い合わせ先

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広報担当:総務部植松

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