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JOGMEC、南アフリカ共和国の白金族金属プロジェクトで金属量約205tを確認

2012年9月27日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、南アフリカ共和国ブッシュフェルド地域北部で、カナダのプラチナム・グループ・メタルズ社と共同で実施している白金族金属プロジェクトにおいて資源量評価を行ったところ、プラチナ、パラジウム、金の合計で約205tの金属量を確認しました。

 対象地域は、南アフリカの白金族金属鉱山地帯(ブッシュフェルド岩体地域)の北端部に位置し、地表に鉱徴が見られないため、これまでほとんど調査が行われていませんでしたが、平成21年度からのJOGMECの探査を通じて、初めて白金族金属の鉱化を捉えました(平成23年11月10日付ニュースリリース参照)。

 その後も引き続きボーリング調査を行った結果、白金族金属の鉱化がある程度の広がりを持つことが明らかになったことから、初めて資源量を評価し、予測鉱物資源量として、プラチナ約64t、パラジウム約116t、金約25tと計約205tの金属量を確認しました。JOGMECは今後も引き続きボーリング調査を実施し、資源量の更なる拡大を目指します。

 白金族金属は、需要の5割近くが自動車の排気ガスを浄化する触媒に使用されるほか、電気・電子工業用に用いられており、今後は燃料電池の電極用としての需要が期待されるなど、我が国の産業の競争力維持と強化に不可欠なレアメタルのひとつです。日本は、平成22年の白金族原料の輸入量として、プラチナ58.5t(うち南アフリカより46.8t)、パラジウム70.2t(うち南アフリカより34.7t)を輸入しています。


(参考)

予測鉱物資源量

プラチナ含有量 2.05百万オンス(約64t)
パラジウム含有量 3.73百万オンス(約116t)
金含有量 0.81百万オンス(約25t)

プロジェクトの概要
1)ウォーターバーグ(Waterberg)地域
位置 :首都プレトリアの北北東約270km
鉱区面積 :137km2
概要 :白金族金属を胚胎するブッシュフェルド岩体の北端に位置するが、地表は被覆されブッシュフェルド岩体の露出がないことから、これまで積極的な調査が行われていなかった地域
周辺の開発状況 :

  • Mogalakwena鉱山:ウォーターバーグ地域の南70kmに位置する。アングロアメリカンプラチナム社(本社南アフリカ)が露天鉱採掘で生産を行っており、金属量(埋蔵量及び資源量ベース)の合計は265.9百万オンス(約8,270t、プラチナ、パラジウム、ロジウム、金の合計)。
  • プラットリーフプロジェクト:ウォーターバーグ地域の南82kmに位置する。JOGMEC出資案件。
2)契約内容
契約締結日 :平成21年10月9日
条件 :4年間で320万米$の調査費用を拠出することにより、37%の権益を獲得することができる。調査結果が良好な場合には優先的に日本企業に引継ぐ条件が設定されている。

3)調査内容
ブッシュフェルド岩体北端での鉱化を確認することを目的とし、ボーリング調査を実施。

4)JOGMECの南部アフリカ地域における活動
 JOGMECは、南部アフリカ地域において、南アフリカでプラチナを対象とした共同探鉱、ボツワナ共和国及びモザンビーク共和国でニッケル・プラチナの共同探鉱を実施しています。また、ブッシュフェルド地域北部に位置するプラットリーフ・プラチナプロジェクトに出資を行うなど、レアメタルの重要な供給源として注目されている南部アフリカ地域での探鉱、出融資を積極的に行っています。
 共同探鉱の契約上、新たに鉱床が発見された場合、優先的に日本企業に引継ぐ条件が設定されており、新たな権益確保に繋がるものと期待されます。

プラチナム・グループ・メタルズ社(Platinum Group Metals Ltd.)

本社 カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー。
設立 平成12年
概要 白金族金属の鉱山開発を目的とし、カナダ及び南アフリカで探鉱を実施している中堅探鉱会社。南アフリカのヨハネスブルグに現地会社を有し、ブッシュフェルド地域西部WBJVプロジェクトでは企業化調査を実施中。

調査地域位置図

調査地域位置図

この記事に関するお問い合わせ先

資源探査部 探査第2課  増田・宮内 

TEL 03-6758-8397、8399

広報担当:総務部広報課  植松 

TEL 03-6758-8106