石油・天然ガス開発
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出資・債務保証事業(石油・天然ガス)

石油・天然ガスの探鉱・開発事業は巨額の資金を要する事業です。また、特に探鉱事業は、商業的に採取可能な規模の石油や天然ガスを発見できない場合、数十億円から数百億円という投下資金が全く回収できないという極めてリスクの高い事業です。この探鉱資金をすべて独力で供給することは企業にとって大きな負担となります。このためJOGMECは石油・天然ガスの探鉱事業資金を最大75%まで出資という形で提供しています。
 

探鉱事業が成功し、商業的に開発可能な油田やガス田の発見に成功すると開発段階になります。この段階では数百億円から数十兆円という規模の資金が必要になりますが、少なくとも「発見」リスクはなくなっているため通常は金融機関からの借入でまかなわれます。しかし、地下数千メートルにある石油や天然ガスの量を正確に把握することはできませんし、いわゆるカントリーリスクや石油や天然ガス価格の変動リスクもあるため、開発費の借入を容易にする目的でJOGMECが債務保証を行っています。
 

なお、開発事業のうちでも、特に多額の資金を要する大型油田の開発や天然ガスの液化事業では、いわゆるプロジェクト・ファイナンスによる資金調達が行われる場合があります。このような場合、必要資金金額を借入れでまかなうことは出来ず、一部は企業による出資や劣後ローンの提供が求められるのが通例です。天然ガスの開発事業や液化事業に限定されますがJOGMECが出資により資金供給をすることができます。また、油田やガス田の購入(いわゆる資産買収)に際しても、同様に巨額の資金が必要となる場合があり、JOGMECが出資により支援することが可能です。
 

また、2016年11月16日に我が国上流開発企業による企業買収等を支援するため、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法を改正する法律(以下「改正法」)が公布・施行されました (同日付ニュースリリースhttp://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000205.htmlをご参照ください)。 同改正法により拡充された支援制度概要につきましては、今後、更新予定です。
 

出資事業

出資スキーム石油・天然ガスの探鉱・開発事業を行う場合、通常は個々の事業を実施するためのプロジェクト会社が設立されます。探鉱事業資金等はプロジェクト会社が新たに株式を発行して調達するので、JOGMECはこの新株発行の引受けという形で資金を供給します。なお、事業が成功し、商業的開発が決定された後は順次株式を売却していく方針です。近今の石油・天然ガス資源を巡る獲得競争の激化等を踏まえ、2007年4月より一定の要件を満たした探鉱事業に対し、出資の上限比率を75%まで引き上げることにしました。

 

 

債務保証事業

債務保証スキーム石油・天然ガスの開発事業資金や資産買収に関連する資金の借入に際して債務保証を行っています。またプロジェクトに際しての完工保証も行っています。石油・天然ガスの開発生産事業に係る費用や資産買収費用の高騰等を踏まえ、一定の要件を満たした事業に対し債務保証の上限を75%まで引き上げることにしました。