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技術開発・評価・研究

備蓄に関する調査研究・技術開発の推進

国家備蓄基地の信頼性・安全性の向上、及び国家備蓄事業にかかる費用の低減等を目指して、備蓄技術に関する様々な調査研究が行われています。その研究の成果は、基地操業に有効活用されています。

主な調査研究テーマ

件名 調査名 調査内容
1 原油の品質維持 原油の長期備蓄では、タンク底部に高粘度の粘着物質(原油スラッジ)が堆積します。原油スラッジの堆積量が増加すると、開放点検時のスラッジ処理費用の増加、処理期間の長期化といった悪影響があります。そのため、原油スラッジのリスク予測評価技術の開発などを実施しています。
2 陸上タンク・地中タンクの維持 陸上タンクの地震等への安全性を確保しつつ、リスクを考慮した検査手法や供用中タンクの健全性評価手法などの最新の考え方を維持管理に導入することにより、より安全で経済的な維持管理を実現しています。
3 洋上タンクの維持 洋上タンクを安全かつ合理的に維持管理するために、長期間の係留における船体強度評価、塗膜余寿命評価、貯蔵船係留用ゴム防舷材取替基準の策定などの調査を実施しています。
4 岩盤タンクの維持 岩盤タンクのより高い安全確保、岩盤タンクの国際維持基準との整合性をとるための調査などを実施しています。
5 安全防災に係る調査 泡放水砲等新たな防災手法に係る海上防災体制、海上への油流出に係わる海上防災体制、不審者・物への警備警戒体制、事故発生時に基地周辺の基礎情報を的確に把握するための基礎情報整備などに関する調査を実施しています。

基地周辺の地盤構造評価
(長周期地震動に対する安全性評価)

備蓄に関する調査研究(備蓄技術調査の概要)

資源機構は、国家石油備蓄基地の安全性・信頼性の向上、備蓄業務の効率化・省力化等 を目的として、種々の委託調査研究を実施しています。

調査テーマと調査内容

件名 調査名 調査内容
1 陸上タンク開放検査周期の合理化に関する調査検討 タンク底部コーティングの余寿命評価技術に関する検討、タンク底部コーティングのグローバル診断技術の汎用化の検討、全面板厚測定の合理化の検討、水張り検査の合理化に関する検討を行い、陸上タンク開放検査周期の合理化に関する調査を実施する。
2 屋外タンク貯蔵所の保安検査周期に係る調査(コーティング調査) 国備基地の陸上タンク底部コーティング塗膜調査データの収集、整理、分析を行い、塗膜の耐久性に係る検討・評価を実施する。
3 貯蔵船係留用防舷材の取替基準等に関する調査業務 巨大な石油貯蔵船を係留している防舷材は、ゴム製であることから、いずれ劣化し、取替が必要となる。防舷材を安全に効率的に取替るため、取替基準を策定する。
4 大規模地震に対する石油備蓄タンクのセーフティーマネージメントに関する調査研究 大規模地震や津波を受けた経年陸上タンク本体等の健全性評価方法及び供用適正評価方法の構築、さらには底部コーティングが損傷を受けた場合の腐食進行への影響評価に基づく次回開放検査時期決定方法の構築に関する調査を実施する。
5 原油タンクの開放周期延長に伴う塗装仕様の最適化調査 陸上タンクの開放検査周期延長を目指す中での最適な側板の塗装仕様(塗料の種類、補修及び補強方法、周期等)を検討する。
6 タンク開放検査の合理化に関する調査(コーティング上からの溶接線割れ検査の実施) 国備基地の効率的維持管理の観点から、タンク底部溶接線の"きず"の程度及び発生箇所をコーティング上から検出する探傷システムを開発し、規制官庁の認定取得を目指し、探傷システムの設計、室内及び実タンクによる実験・検証、開発(改良)業務を実施する。
7 陸上タンクの開放検査の合理化に係る調査(タンク内面塗膜調査データベースの汎用化・実用化と超音波連続板厚測定不検出現象の対策) 陸上タンク底板のコーティング管理実務に活用するための調査データベースの汎用化と運用に向けての整備、及び底部コーティング上からの超音波連続板厚測定における板厚不検出事象を回避できる新規超音波探触子を試作する。
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