脱炭素燃料(水素、アンモニア、合成燃料等)の製造・貯蔵に対する出資・債務保証等支援
計画:
脱炭素燃料の海外での製造・液化・出荷設備や国内での受入・貯蔵及び、国内製造設備に対する出資・債務保証を新たに実施します。従来より行っていたCCSを通じた化石燃料由来の水素・アンモニアの脱炭素(ブルー)化支援に加え、再生可能エネルギー由来(グリーン)を含めた水素・アンモニアや二酸化炭素と水素の化合物である合成燃料の製造設備等への出資・債務保証や技術的支援も実施し、支援対象を大幅に拡大します。また、地域偏在性が少ない褐炭を利用したブルー水素・アンモニアへの支援や、地熱による水素製造ビジネスの社会実装可能性の検討等を含め、多様なエネルギー供給源の活用を進めます。
実施状況:
令和4年11月14日の改正JOGMEC法の施行により、水素等の製造及び貯蔵に対する出資・債務保証支援業務を追加しました。また、同支援業務の附帯業務として、事業性評価・技術検証等支援も実施します。
これら新規支援の活用を積極的に推進するために、2022年12月に「水素等・CCS 支援業務に係る制度説明及び解説セミナー」を業界団体向けに開催した他、随時、本邦企業との面談等を通じ、案件形成に資するためのコンサルテーションを実施しています。
出典:「「安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました」