JOGMECは資源国鉱山公社や海外企業他とのJV(ジョイントベンチャー)調査等を実施し、衛星画像解析、物理探査、地質調査及びボーリング調査を通じて資源の賦存状況を把握した上で有望なプロジェクトを本邦法人等へと引き継いでいます。
銅鉱、鉛鉱、亜鉛鉱、マンガン鉱、金鉱、ニッケル鉱、ウラン鉱、ボーキサイト、クローム鉱、すず鉱、タングステン鉱、モリブデン鉱、コバルト鉱、ニオブ鉱、タンタル鉱、アンチモニー鉱、リチウム鉱、ボロン鉱、チタン鉱、バナジウム鉱、ストロンチウム鉱、希土類鉱、白金族鉱、鉄鉱、ベリリウム鉱、ガリウム鉱、ゲ ルマニウム鉱、セレン鉱、ルビジウム鉱、ジルコニウム鉱、インジウム鉱、テルル鉱、セシウム鉱、バリウム鉱、ハフニウム鉱、レニウム鉱、タリウム鉱、そう鉛鉱、グラファイト鉱、フッ素鉱(金属元素と結合しているもの)、マグネシウム鉱、シリコン鉱、リン鉱(金属元素と結合しているものに限る。)及びカリウム鉱 |
地質ポテンシャル、鉱業投資環境および安全面等を考慮した地域 |
対象となる案件は、毎年JOGMECのホームページにおいて募集し、JOGMECが定めた基準に基づき採択を行います。
ただし、予算状況により公募を行わないことがあります。
南アフリカ・ウォーターバーグJVプロジェクトの
ボーリング調査風景
2011年11月に本地域で白金族金属鉱床を発見し、その後の探査結果に基づくフィージビリティ・スタディ(2019年10月発表)において、良好な評価を得ました。
2017年10月に南アフリカ白金族金属生産量第2位のインパラ社を、さらに2019年3月に阪和興業株式会社をパートナーとして迎え入れており、日本企業が参画する開発事業への移行が期待されます。
コロカイウ地域は、フィジー共和国ビティレブ島の南部に位置しています。2019年2月から開始した本プロジェクトでは、既往調査で有望地とされている地区を中心に、地質調査、土壌地化学探査並びに地上重力探査を行ってきました。そして、同年8月から12月の間に行ったボーリング調査(6孔計805.80m)で、掘進区間長11.00mで亜鉛13.8%、銅2.94%を含む、高品位な黒鉱型の亜鉛・銅鉱化帯を捕捉しました。現在、さらなる鉱体を捕捉するため、本地域で地質調査、地化学探査、ボーリング調査等を実施しています。
掘進長60.5-71.5m(11m間)亜鉛13.77%、銅2.94%、銀113.7g/t、金1.08g/t