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第2回メタンハイドレート海洋産出試験
~ガスの生産を一時中断し、坑井の切り替え作業を実施します~

2017年5月16日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、経済産業省の委託を受けて、渥美半島~志摩半島沖(第二渥美海丘)において、4月7日より、第2回メタンハイドレート海洋産出試験の準備作業を開始し、5月4日からメタンハイドレート層からの分解ガスとみられるメタンガスの産出を継続しておりましたが、生産坑井内に大量の砂が流入したため、5月15日にガスの生産を一時中断することを決定しました。
 第2回メタンハイドレート海洋産出試験は、経済産業省の委託を受けて、平成29年4月7日より、渥美半島~志摩半島沖(第二渥美海丘)において準備作業を始め、5月4日にメタンガスの産出を確認し、ガスの生産を継続しておりましたが、生産坑井内へ大量の砂が流入し、船上での対応作業が困難となったため、5月15日早朝にガスの生産を一時中断しました。現在は、別の生産坑井でのガス生産に向けて、坑井の切り替えなどの作業を行っています。
 
 なお、これまでの実験で、減圧法により12日間で合計約3.5万m3(暫定値)のガスの生産を確認しております(平成25年3月に実施した第1回メタンハイドレート海洋産出試験では、6日間で合計約12万m3のガスの生産を確認)。
 
 今後は、別の出砂対策を施したもう一つの生産坑井でのガス生産に向けて、坑井の切り替えなどの作業を行い、準備が整い次第、ガス生産を再開する予定としています(5月下旬~6月上旬にかけて実施予定)。

第2回メタンハイドレート海洋産出試験の概要

試験期間 平成29年(2017年)4月7日~6月下旬頃(予定)(準備・撤収期間を含む)
試験海域 渥美半島~志摩半島沖(第二渥美海丘)
事業主 経済産業省
関係者 JOGMEC(実施主体)、JMH(オペレータ)
使用船舶 地球深部探査船「ちきゅう」

この記事に関するお問い合わせ先

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