第2回メタンハイドレート海洋産出試験
~減圧を停止し、ガスの生産を終了しました~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、経済産業省の委託を受けて4月7日より実施している第2回メタンハイドレート海洋産出試験において、2本目の生産坑井では出砂の兆候もなく、ガスの生産を実施しておりましたが、6月28日に減圧を停止し、ガスの生産を終了しました。
第2回メタンハイドレート海洋産出試験(経済産業省の委託業務)のガス生産実験(2本の生産井を計画)につきましては、平成29年4月7日より、渥美半島~志摩半島沖(第二渥美海丘)において準備作業を始めました。1本目の生産坑井では、坑井内へ大量の砂が流入し、船上での対応作業が困難となったため、ガスの生産を停止しました。別の出砂対策を施した2本目の生産坑井では、出砂の兆候もなく、ガスの生産を実施しておりましたが、6月28日に減圧を停止し、ガスの生産を終了しました。
この後、引き続き、現場海域では、砂の流入の原因調査やモニタリング等の作業を行う計画です。
試験期間 |
平成29年(2017年)4月7日~7月上旬頃(予定) |
試験海域 |
渥美半島~志摩半島沖(第二渥美海丘) |
事業主 |
経済産業省 |
関係者 |
JOGMEC(実施主体)、JMH(オペレータ) |
使用船舶 |
地球深部探査船「ちきゅう」 |
この記事に関するお問い合わせ先
メタンハイドレート研究開発グループ宅間・長田
電話 043-276-9536
総務部広報課乾
電話 03-6758-8106