2050年カーボンニュートラルに向けたJOGMECのCCS事業の取組み
~気候変動問題に対応した新事業展開~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、JOGMECのこれまでのCCS事業の取組と今後の活動方針をとりまとめました。
JOGMECは、資源開発において気候変動問題への対応がより一層求められている状況を踏まえ、2020年7月1日に「低炭素社会に向けた技術事業戦略」を定め、資源開発と一体となったCCS事業への支援を抜本的に強化する方針を打ち出しました。さらに、CCS事業を強力に推進するため、同日付でJOGMEC内に新たにCCS事業を統括し推進する組織(「CCS推進グループ」)を設置しました。
日本政府は、2050年に温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すこととしております。JOGMECとしては、CCS事業をはじめ、気候変動問題に対応した積極的な事業展開により、この目標達成に貢献していく考えです。
JOGMECは、「過去50年蓄積した地下評価技術ノウハウ」と「実証系研究で蓄積した施設技術ノウハウ」を有しており、こうした技術のCCSへの適用や、本邦企業支援、事業展開の具体化に取り組んできました。今般、CCS推進グループ設置以降約半年を経過したことを踏まえ、これまでの活動の成果と今後の取組の方向性をとりまとめましたので公表いたします。
今後本方針に記載された個々の取組をさらに充実・発展させるとともに、活動成果は随時発表していく考えです。JOGMECは、資源・エネルギーの安定供給と持続可能な社会の実現に貢献するため、関係企業・機関と連携しつつ、CCS事業のさらなる推進、具体的な取組の強化を進めてまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
CCS推進グループ 総括・国際連携チーム末廣
電話 03-6758-8671
総務部 広報課高橋
電話 03-6758-8106