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南アフリカ共和国ウォーターバーグ白金族プロジェクト鉱業権付与

2021年2月9日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)が参画している南アフリカ・ウォーターバーグ白金族プロジェクトに対して、2021年1月28日に南アフリカ鉱物資源省より、鉱業権が付与されました。これによりウォーターバーグ地域における鉱物の採掘が可能となります。今後は、プロジェクトとして、速やかな採掘への移行に向けて必要な手続きや作業を進めてまいります。
 今後、本プロジェクトの採掘が始まれば、自動車用排気ガス浄化触媒や燃料電池に使用される白金族金属(注1)、二次電池に使用されるニッケル等の日本への安定供給に大きく貢献することが期待されます。

 JOGMECは、今後とも資源探査を通じて新しい価値を創造し、我が国企業が関与する鉱山開発を支援することで、金属鉱物資源の確保の促進に貢献してまいります。


 (注1) 白金族金属:プラチナ、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウムおよびオスミウムの6元素の総称。特にプラチナおよびパラジウムは、自動車用排ガス触媒や産業用用途として重要な役割を果たす。

過去のニュースリリース

プロジェクトについて

対象地域対象地域 ウォーターバーグ(Waterberg)およびウォーターバーグ・エクステンション(Waterberg Extension)地域
鉱区面積 1,118平方キロメートル
最終F/Sの概要 ・確定および推定鉱物埋蔵量の白金族金属量(3PGE+Au(注2)) 605.9トン
・年間の最大白金族金属(3PGE+Au)生産量 13トン
・鉱山寿命 45年
・初期設備投資(CAPEX、70%の安定生産まで) 874百万米ドル
・鉱山操業コスト 456米ドル/オンス
・生産コスト 554米ドル/オンス (ニッケルおよび銅の副産物クレジットを控除した場合)

(注2)3PGE+Au:プラチナ、パラジウム、ロジウムおよび金の略称。

プロジェクト位置図

ウォーターバーグ白金族プロジェクトの埋蔵量と資源量

ウォーターバーグ白金族プロジェクトの埋蔵量と資源量

この記事に関するお問い合わせ先

資源探査部増田、米村

電話 03-6758-8682

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