七尾国家石油ガス備蓄基地における平成29年度国家備蓄石油ガス放出訓練の実施について
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、平成29年6月18日、国から委託を受けて管理している七尾国家石油ガス備蓄基地(石川県七尾市、以下「七尾基地」という。)において、本年度の国家備蓄石油ガスの放出訓練を実施しました。
七尾基地の放出訓練は緊急時等を想定し、国が備蓄する石油ガス(以下「国備ガス」という。)を隣接する民間基地のタンクに配管輸送で放出(訓練数量:プロパンおよびブタン各300トン)するもので、JOGMECが主催し、七尾基地の操業会社であるENEOSグローブガスターミナル株式会社が実施主体となって行ったものです。
七尾基地は平成17年7月から操業を開始しており、平成20年度から毎年実施している緊急時の国備ガスの放出を想定した訓練は今回で10回目となります。
訓練の実施にあたっては、昨年度に続き、訓練従事者が役割別に色分けしたビブスを着用し、指揮・命令系を明瞭化するとともに、計装システムと連動したモニターの活用によりリアルタイムに運転状況を説明する等、訓練内容の「見える化」に取り組みました。
なお、訓練では関係者の意識も高く、各関係機関への報告、各種作業手順の確認等を本番さながらに実施し、当初計画どおりに無事訓練を終了しました。
訓練開始
放出作業中
DCS操作画面
訓練数量管理
訓練説明状況
満液状態確認作業
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