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平成29年度 JOGMEC/SADCリモートセンシングセミナーを開催

2017年12月14日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、11月27日から12月8日にかけて、ボツワナ共和国においてJOGMEC/SADCリモートセンシングセミナーを開催しました。このセミナーは、4日間にわたるリモートセンシング技術を競う競技会、その成果発表と日本人専門家による講演が行われる報告会、ならびに初学者向けの5日間のワークショップからなるものです。
 本事業は、リモートセンシングおよび地理情報システム技術の南部アフリカ開発共同体(SADC)加盟国への普及と向上、人的ネットワーク構築を目的として、2009年より毎年開催しているもので、今回で9回目の開催となりました。また、本事業は、2015年5月に東京で開催された「第2回日アフリカ資源大臣会合(JAMM2)」(主催:経済産業省)の場で発表された、「日アフリカ資源大臣パートナーシップ(JAMP)」および2016年8月に開催されたTICAD Ⅵに貢献するものであり、今後の資源開発事業促進に資する取組みです。
 今年は、SADCに加盟する12カ国(ボツワナ共和国、コンゴ民主共和国、レソト王国、マダガスカル共和国、マラウイ共和国、モザンビーク共和国、ナミビア共和国、南アフリカ共和国、スワジランド王国、タンザニア連合共和国、ザンビア共和国、ジンバブエ共和国※順不同)およびニジェール共和国の計13カ国から、のべ約130名の技術者、政府関係者等の参加がありました。

 JOGMECでは、本セミナーをはじめとするボツワナ・地質リモートセンシングセンターの事業を通じ、引き続きSADC各国への人材育成協力と関係強化を進めてまいります。

概要

競技会(11月27日~11月30日)

ボツワナ地科学機構にて、ボツワナ・地質リモートセンシングセンターでの研修受講経験のある技術者を対象に実施。国毎に解析を行い、その結果を12月1日のセミナーにて発表した。12カ国35名が参加。

セミナー(12月1日)

黒木JOGMEC理事長、竹田在ボツワナ日本国大使、オバケン鉱物資源・環境保全技術・エネルギー安全保障省次官代理、ティアポ ボツワナ地科学機構所長、長江JOGMECボツワナ・地質リモートセンシングセンター所長による開会挨拶に続き、競技会での解析結果について、国毎にプレゼンテーションを実施。日本人専門家による審査の結果、上位国へ表彰を行った。また、JOGMEC独自の認定制度に基づき、指導者レベルにあると認定された技術者(4カ国11名)に対し、認定証書の授与を行った。12カ国67名が参加(日本人関係者を除く)。

ワークショップ(12月4日~12月8日)

リモートセンシング初学者を対象に、基礎的な研修および野外での実習を実施。13カ国25名が参加。
  • 黒木理事長挨拶

  • セミナーの様子
    左から黒木理事長、竹田在ボツワナ大使、オバケン鉱物
    資源・環境保全技術・エネルギー安全保障省次官代理、
    ティアポ ボツワナ地球科学機構所長

  • 競技会の様子

  • ワークショップの様子

この記事に関するお問い合わせ先

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総務部広報課

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