南アフリカ共和国ケープタウンにて探鉱・環境保全セミナーを開催
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野 博文)は、2月6日、7日の両日、南アフリカ共和国ケープタウンにおいて、経済産業省との共催で「JOGMEC Seminar on Exploration and Environmental Conservation on Mine Sites」と題した探鉱・環境保全セミナーを開催しました。
探鉱・環境保全セミナー 第1部
本セミナーは、昨年5月18日に東京で開催された日アフリカ資源大臣会合において、茂木経済産業大臣より提案され、参加国の賛同を得た「日アフリカ資源開発促進イニシアティブ」に基づいて開催されたものです。
アフリカ最大の鉱業大会である、Mining INDABA 2014にあわせて開催された本セミナーには、アフリカ各国の政府関係機関や民間企業等からの出席者を中心に、総勢約100名が参加しました。
6日の第1部では、経済産業省資源エネルギー庁鉱物資源課本間補佐より、アフリカの鉱物資源分野における経済産業省の取り組みについて説明がなされました。その後、南アフリカ地球科学研究所(CGS)のYibas Bisrat博士と、ザンビアMisenge Environmental Technical Service(ZCCM-IHの環境部門子会社)のJoseph Makumba氏より、それぞれの地域での鉱害環境保全への課題や取組状況に関する詳細な発表があり、日本側からは、アフリカでの活動等や鉱害防止技術についての発表が行われました。
7日に開催された第2部では、モザンビークなど6か国からの実務担当者による、それぞれの国の探鉱開発の状況と鉱害環境保全の取り組みについて発表があり、その他、ナミビアなど、7か国の参加者によるポスター発表が実施され、各国で環境問題などの共通認識の確認や活発な意見交換がなされました。
JOGMECは、これまでもアジアや南米を中心に同様のセミナーを開催しており、日本の知見や経験を開発途上国と共有することにより、相手国との関係強化を図り、今後の日本企業の投資をサポートしていきたいと考えています。今後も、相手国のニーズを把握しつつ、アフリカをはじめとした資源国との協力関係を深めてまいります。
・平成25年5月18日(土)に東京で開催
・共同議長:茂木経済産業大臣及びシャバング南アフリカ鉱物資源大臣
・参加国:アンゴラ共和国、ボツワナ共和国、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ガボン共和国、レソト王国、マダガスカル共和国、マラウイ共和国、モザンビーク共和国、ナミビア共和国、ニジェール共和国、南アフリカ共和国、タンザニア連合共和国、ザンビア共和国、ジンバブエ共和国
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上田金属資源開発本部長
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和泉在南アフリカ日本大使館書記官
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経済産業省本間補佐による発表
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意見交換
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探鉱・環境保全セミナー 第2部
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第2部 ポスターセッション
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