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神栖国家石油ガス備蓄基地における令和元年度国家備蓄石油ガス放出訓練の実施について

2020年3月13日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2020年3月11日、国から委託を受けて管理している神栖国家石油ガス備蓄基地(茨城県神栖市)において、本年度の国家備蓄石油ガスの放出訓練を実施しました。

訓練開始前配管の液位確認

 神栖国家石油ガス備蓄基地(以下「神栖基地」)の放出訓練は緊急時を想定し、国が備蓄する石油ガス(以下「国備ガス」)を隣接する操業会社の低温タンクへ放出するもので、プロパン、ブタン共に約300トンの放出を実施しました。

 本訓練は、JOGMECが主催し、神栖基地の操業会社である鹿島液化ガス共同備蓄株式会社が実施主体となって行ったものです。神栖基地では、緊急時の国備ガスの放出を想定した訓練を2008年度から毎年実施し、今回が12回目となります。

 訓練実施にあたっては、運転員等の役割分担を明確化するためのビブス着用、作業手順や作業内容の説明は動画等によりプロジェクターを活用して行う等、訓練内容の「見える化」を継続し、レベルの向上に努めました。訓練は新型コロナウイルス対策実施中のなか、訓練従事者の高い意識のもと各種作業手順の確認等を本番さながらに実施し、安全かつ計画どおりに終了しました。

  • 放出訓練事前確認会議

  • 訓練開始指示

  • バルブ作動確認

  • ポンプ起動確認

神栖国家石油ガス備蓄基地の概要

神栖国家石油ガス備蓄基地
2005年12月 基地完成・操業開始
2006年7月 第一船入港・本格備蓄開始
2009年3月 約20万トンの石油ガス備蓄完了
2011年4月 東日本大震災時に国からの指示を受け、
約4万トンの国家備蓄石油ガスを放出

 

この記事に関するお問い合わせ先

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電話 03-6758-8134

総務部 広報課高橋

電話 03-6758-8106

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