【開催報告】白島国家石油備蓄基地における総合防災訓練の実施について
JOGMECは、2024年12月5日、国から委託を受けて管理している白島国家石油備蓄基地(福岡県北九州市、以下「白島基地」)において、福岡県石油コンビナート等総合防災訓練を実施しました。
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現地指揮所から自衛防災組織対策本部への伝達訓練
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負傷者救出および搬送訓練
本訓練は、福岡県石油コンビナート等防災計画に基づき、白島地区石油コンビナート等特別防災区域における災害発生を想定し実施しているもので、白島基地および防災関係機関が一体となって総合防災訓練を実施することにより、防災計画を習熟するとともに、関係機関等相互の協力体制を緊密にし、災害の防止と防災活動の円滑な実施を図ることを目的としています。
訓練は、「北部九州を震源とした直下型地震が発生した。中央監視制御室の監視カメラで警戒していたところ含油水タンクで漏洩事故が発生したため、拡散防止のため土嚢による防油壁の構築に着手した。その後、漏油した油から火災が発生し、退避していた作業員の一人が階段で転倒し負傷した。」との想定で行いました。
福岡県をはじめ地元自治体、消防署等の総勢92名が参加し、陸上現地指揮所設置訓練、負傷者救出訓練、自衛防災組織による初期消火訓練等が行われ、無事に終了しました。
JOGMECは、今回の訓練を通じて、災害時の関係機関との緊急対応および被害拡大防止体制を確認しました。引き続き、日頃から災害に対してしっかり準備してまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
備蓄企画部 企画課原田
電話 03-6758-8033
総務部 広報課高山
電話 03-6758-8106