北海道の岩宇・南後志地区沖で実施している洋上風力セントラル調査(海底地盤調査)における調査機器の海底面への落下事故の発生について
JOGMECが、北海道で実施している洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査(洋上風力のセントラル調査)である岩宇・南後志地区沖(浮体):海底地盤調査の海底面状況調査(注)において、水中を曳航していた調査機器(全長約1.5メートル)が海底に落下する事案が、(1)6月26日午前10時頃 調査機器(水深約80メートル)、(2)6月29日午前1時頃 調査機器及び曳航ワイヤーケーブル約400メートル(水深約380メートル)の2件発生しましたのでお知らせします。
本調査は、JOGMECから委託を受けた応用地質株式会社(東京都千代田区)が実施しており、落下に至った原因について究明中です。本事案による人的被害がないことが確認されています。第三者の物損被害等の影響も現時点で確認されておりませんが、引き続き調査中です。本事案については、現地関係者及び関係当局への報告を行うとともに、現場海域にて海底に落下した調査機器の捜索に注力しています。
JOGMECは、応用地質株式会社とともに、事案発生原因の究明を進め、再発防止の対策を講じてまいります。
(注)音波を利用し、海底の起伏や地質(砂や泥、岩などの判別)などを面的に把握する調査。
この記事に関するお問い合わせ先
洋上風力事業部 企画課石澤
電話 03-6758-8129
総務部 広報課長田
電話 03-6758-8106