マダガスカル共和国鉱山省とMOU締結
~ボツワナ・地質リモートセンシングセンターでの人材育成事業の実施及び探査開発の促進に合意~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野 博文)は、マダガスカル共和国鉱山省(Ministry of Mines、MoM、ラジョ・ダニエラ・ランジアフェノ大臣)との間で、同国技術者に対する技術移転及びJOGMECとMoMの関係強化を通じて、日本企業による鉱物資源探査・開発への投資を加速していくことで合意し、4月4日、マダガスカルの首都アンタナナリボにて、「鉱物資源分野における協力に係る覚書」(MOU)に署名しました。
JOGMECは、2014年4月4日付で、マダガスカル共和国鉱山省と、同国における鉱物資源の探査及び開発など、鉱物資源分野でのより一層の関係強化を図る包括的な内容の覚書(MOU)に署名しました。署名者は、河野JOGMEC理事長とマダガスカル共和国鉱山省ラジョ・ダニエラ・ランジアフェノ大臣です。
このMOU の締結を受けて、具体的なプロジェクトの一歩として、本年度中に、JOMECボツワナ・地質リモートセンシングセンターにて、マダガスカルからの地質技術者に対し、リモートセンシング及びGIS(地理情報システム)解析技術の移転を行います。
なお、今回のマダガスカルとのMOU の締結は、2007年11月のボツワナ共和国、南アフリカ共和国をはじめとして、これまでのザンビア共和国、モザンビーク共和国、アンゴラ共和国、ナミビア共和国、マラウイ共和国、タンザニア連合共和国、レソト王国、コンゴ民主共和国、スワジランド王国に次いで、南部アフリカ地域では12カ国目となるものです。
- JOGMECは、ボツワナ・地質リモートセンシングセンターにて、衛星画像解析技術移転の機会を提供する。
- マダガスカルへの日本企業による鉱物資源探鉱開発投資を加速するため、MoMとJOGMECは一層の関係強化を図る。
JOGMECは今後も、我が国の資源の安定供給確保のために、日本企業による鉱業分野での探鉱・開発に対して積極的に支援を行うと共に、資源国との関係構築・強化を通じて当該国の鉱業の発展及び投資環境の整備にも貢献していく所存です。
MOU締結式
(中央左)井上金属企画部長(JOGMEC 側署名者は河野理事長)、(中央右)ランジアフェノ鉱山大臣
ボツワナ・地質リモートセンシング事業の実施等に係る覚書(MOU)締結国
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