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七尾国家石油ガス備蓄基地における平成30年度国家備蓄石油ガス放出訓練の実施について

2018年9月28日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野哲弘)は、平成30年9月26日、国から委託を受けて管理している七尾国家石油ガス備蓄基地(石川県七尾市)において、本年度の国家備蓄石油ガスの放出訓練を実施しました。
 本年度実施の七尾国家石油ガス備蓄基地(以下「七尾基地」という。)の放出訓練は、緊急時等を想定し、国が備蓄する石油ガス(以下「国備ガス」という。)を外航船SUNNY BRIGHTに積み込み放出するものであり(訓練数量:プロパンおよびブタン各1,500トン)、JOGMECが主催し、七尾基地の操業会社であるENEOSグローブガスターミナル株式会社が実施主体となって行ったものです。
 七尾基地は平成17年7月から操業を開始しており、緊急時の国備ガスの放出を想定した訓練を平成20年度から毎年実施し、今回が11回目となります。
 訓練の実施にあたっては、昨年度に続き、訓練従事者が役割別に色分けしたビブスを着用し、指揮・命令系統を明瞭化するとともに、計装システムと連動したモニターを活用しリアルタイムに運転状況を説明する等、訓練内容の「見える化」に取り組みました。また、訓練の実効性を検証・評価するため、第三者機関(日本LPガス協会)による外部評価も行われました。
 なお、訓練においては、関係者の意識も高く、各関係機関への報告、各種作業手順の確認等を本番さながらに実施し、当初計画どおりに無事訓練を終了しました。
七尾国家石油ガス備蓄基地の写真

【七尾国家石油ガス備蓄基地の概要】

平成10年10月 立地決定

平成17年7月 基地完成・操業開始

平成17年8月 第1船入港・本格備蓄開始

平成20年8月 目標備蓄量(約25万トン)達成
(プロパン 約5万トン×3基)
(ブタン 約5万トン×2基)

  • 訓練開始

  • 払出ポンプ作動確認状況

  • 計器室の状況

  • 外航船内荷役制御室の状況

  • ローディングアーム接続状況

  • 満液状態確認作業

SUNNY BRIGHTの写真

【SUNNY BRIGHTの概要】

全長 230メートル
36.6メートル
吃水 20.8メートル
載貨重量 49,999トン

この記事に関するお問い合わせ先

備蓄企画部 企画課宮沢

電話 03-6758-8033

総務部 広報課高橋

電話 03-6758-8106

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