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七尾国家石油ガス備蓄基地における平成30年度石川県石油コンビナート等防災訓練の実施について

2018年10月10日

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)が国から委託を受けて管理している七尾国家石油ガス備蓄基地(石川県七尾市、以下「七尾基地」)において、10月9日(火)、平成30年度石川県石油コンビナート等防災訓練が実施されました。
 本訓練は、石川県石油コンビナート等防災計画に基づき、七尾港三室地区特別防災区域における災害を想定し、防災関係機関及び特定事業所の参加のもと、相互の連絡協調体制および防災体制の確立並びに防災業務関係者の防災技術の向上を図ることを目的としています。

 訓練は、「午前11時に能登半島東方沖を震源とする震度6強(マグニチュード7.6)の地震が発生し、日本海沿岸に大津波警報が発表された。また、地震動により、七尾市三室町の七尾基地内の配管フランジ部分からLPガスが漏洩、火災が発生し、作業中であった職員数名が負傷した」との想定で実施されました。

 当日は、津波避難等訓練、LPガス設備点検訓練、LPガス漏洩閉止措置訓練、被害状況確認訓練、火災消火・タンク冷却注水訓練、空中散水・給水訓練、負傷者救助訓練、応急措置完了確認が実施されました。また、発災地外における訓練として、防災本部等運営訓練、情報伝達・通信訓練、陸上・海上交通規制訓練も実施されました。(訓練参加機関 23機関、参加人員 約170名)
七尾国家石油ガス備蓄基地の写真

【七尾国家石油ガス備蓄基地の概要】

平成10年10月 立地決定

平成17年7月 基地完成・操業開始

平成17年8月 第1船入港・本格備蓄開始

平成20年8月 目標備蓄量(約25万トン)達成
(プロパン 約5万トン×3基)
(ブタン 約5万トン×2基)

  • 高台への津波避難等訓練

  • 自衛消防隊によるLPガス漏洩閉止措置訓練

  • 七尾鹿島消防本部による消火訓練およびはしご車を用いた負傷者救出訓練

  • タンクへの冷却注水訓練

  • 石川県消防防災航空隊ヘリコプターによる周辺への延焼防止のための空中散水訓練

  • 七尾鹿島消防本部によるバスケット担架を用いた負傷者救出訓練

この記事に関するお問い合わせ先

備蓄企画部 企画課宮沢

電話 03-6758-8033

総務部 広報課高橋

電話 03-6758-8106

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