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国内初の国家備蓄LPガスの第一船入港
∼JOGMECが輸入、七尾国家石油ガス備蓄基地の本格事業開始∼

2005年8月16日

 立地決定から約7年の歳月をかけて完成し、先月29日に完成記念式典が行われた世界最大規模の石油ガス備蓄基地である七尾国家備蓄基地において、8月19日(金)、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が輸入した国内初の国家備蓄LPガスの第一船が入港します。

 LPガスの国家備蓄は、1990-91年の中東湾岸危機の経験を踏まえて事業が開始されたものであり、2010年度に150万トンの国家備蓄目標の達成を目指して、国の委託を受け、JOGMECが建設を進めてきました。今回、七尾基地への第一船入港により、LPガスの国家備蓄が本格的に開始されます。
  1. LPガスの国家備蓄は、在庫水準の大幅低下をみた1990-91年の中東湾岸危機の経験を踏まえた1992年(平成4年)の石油審議会石油部会液化石油ガス分科会の報告を受けて整備事業が開始されたものであり、2010年度に150万トンの国家備蓄目標の達成を目指しています。
  2. 七尾国家石油ガス備蓄基地は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が、国の委託を受けて全国5ヶ所(石川県七尾市、長崎県福島町、茨城県神栖市、愛媛県今治市(波方)、岡山県倉敷市)において建設を進めている備蓄基地のうちの一つであり、立地決定から約7年の歳月をかけ、このたび5基地の中で最初に完成を迎えました。
  3. 2010年度までに国家備蓄LPガス150万トンを購入する業務は、国の指示を受け、JOGMECが行うこととなり、この度、国内初の国家備蓄LPガスを満載した第一船が、8月19日(金)、七尾基地に入港します。今回、入港する船名等の情報は以下のとおりです。

【記】
船名   :“ENERGYORPHEUS”(”エナジー・オルフェス”)
船籍   :パナマ
建造   :1993年
船長   :230m
載荷重量:47,900(D/W)
運航者  :出光タンカー
積地   :RasTanura港(サウジアラビア ラスタヌラ港)
積荷   :プロパン 約32千トン ブタン 約12千トン 合計約44千トン
入港予定:8月19日(今後の航海の都合により入港日は変更される可能性有り。)
荷役予定:8月19日朝∼8月21日朝(入港が変更される場合、荷役作業も変更)

(参考)
七尾国家石油ガス備蓄基地の概要
貯蔵方式 :地上低温タンク方式
貯蔵能力 :25万トン
       (プロパン5万トン×3基、ブタン5万トン×2基)
タンク仕様:平底円筒式金属二重殻タンク
敷地面積 :約28ヘクタール

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