希少金属(レアメタル)備蓄物資の売却について‐ニッケル-
- 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC理事長:掛札勲)は、このたび国家備蓄を行っているニッケルの一部を売却することを決定した。
- 最近のニッケル価格の上昇およびLME在庫の減少などに鑑み売却するもの。
- 売却の対象は、ニッケル地金およびフェロニッケルで、総重量約6,759トン(純分重量約1,630トン)。
- 4月28日(金)に一般競争入札を行う。
(1)売却の決定
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、国家備蓄(注)を行っているニッケルの売却を決定しました。ニッケルを原料として生産活動を行っている事業者を対象とした一般競争入札により売却を行います。
(注)レアメタル備蓄制度:1983年(昭和58年)に創設され、国家備蓄および民間備蓄により構成されおり、ニッケル、マンガン、クロム、モリブデン、タングステン、コバルト、バナジウムの7鉱種を備蓄している。
(2)売却量および種類
ニッケル地金 総重量 約 335t 純分重量 約 335t
フェロニッケル 総重量 約6,424t 純分重量 約1,295t
合計 総重量 約6,759t 純分重量 約1,630t
(3)売却スケジュール
1) 一般競争入札に関する公告 4月18日(火)(経済産業公報およびJOGMECホームページに掲載)
2) 入札説明会 4月24日(月)(於;JOGMEC会議室)
3) 一般競争入札 4月28日(金)(於;JOGMEC会議室)
(入札の参加者は、あらかじめ入札参加資格審査を受ける必要があります。)
(参考)最近の備蓄物資売却の概要
平成15年度 3回(モリブデン、バナジウム)
平成16年度 6回(マンガン、モリブデン、バナジウム、ニッケル)
平成17年度 1回(タングステン)
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