独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、「機構」という。)は、機構法第11条に基づき、金属鉱物の探鉱に必要な資金の貸付を行っておりますが、この度、国内非鉄大手2社より海外探鉱資金の借入申請があり、審査を行った結果、当該資金は機構の目的とする「金属鉱物の安定供給に資する」と認められ、かつ、機構採択基準に合致していることから、融資プロジェクトとして採択し、平成18年8月10日に54億円の融資を行いました。
本融資プロジェクトは、当該2社の共同出資する国内銅事業会社が、チリ・レガリート銅鉱床等の探鉱を実施するために必要な資金に対して融資を行うものです。
レガリート銅鉱床はチリ第III州の州都コピアポから南東115km、標高4,200?4,600mのアルゼンティンとの国境付近に位置し、埋蔵鉱量約6.3億トン(酸化鉱及び二次硫化鉱、銅品位0.43%、銅量ベース約270万トン)が見込まれています。