JOGMEC 独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構

ホーム >  ニュースリリース >  2008年度 >  ザンビア共和国と鉱物資源探査を通じた関係強化に合意

ザンビア共和国と鉱物資源探査を通じた関係強化に合意

2008年7月25日

 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の河野博文理事長は、7月24日ザンビア共和国ルサカ市において、同国ムタティ商務・貿易・産業大臣、ムワンサ鉱山・鉱物開発大臣他と会談し、今後、鉱物資源を対象とした探査事業をザンビア政府が推薦する政府機関(ZCCM Investments Holdings Plc)、民間企業等と共同で実施し、両国の関係強化を図っていくことで合意した。

 本件は、河野理事長が、本年5月横浜で開催されたTICADⅣにおいて、ザンビア共和国大統領の随行員として来日したマガンデ財務・国家計画大臣、ムタティ商務・貿易・産業大臣他と面談した際、同国への訪問を強く要請されたのを受け実施したもの。

 在ザンビア三田村大使を交えたムタティ大臣及びムワンサ大臣との会談の中で、ザンビア政府は、7月28日にボツワナで開所するリモートセンシングセンターの活動に対し強い関心を示すとともに、衛星画像解析技術のザンビア技術者への移転への期待を表明した。

 また、会談の中でザンビア政府は、近く改正鉱業法が施行されるのを受け、国内の探鉱投資を促進するため、鉱区管理の再編・強化を行ない、企業が保有する休眠鉱区の返還等を行う、また、これと同時に、これまで鉱業投資会社としての役割しか与えられていなかったZCCM Investments Holdings Plcに対し、探鉱鉱区の保有、外国企業及び政府機関との共同調査(JV調査)の実施など一定の役割強化を検討していることも明らかにした。

 さらに、探鉱投資を加速するため、今後JOGMECと鉱山・鉱物開発省・ZCCM Investments Holdings Plcが密接に意見交換を行い、一層の関係強化を図っていくとともに、JOGMECがザンビア国内企業、外国企業等と同国内において共同調査(JV調査)を実施する場合、これを積極的に支援することで合意した。

以上

この記事に関するお問い合わせ先

広報担当:総務部広報課

電話 03-6758-8106

独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構
(法人番号 4010405009573)

〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング 16階(JOGMEC 総合受付)
電話(代表)03-6758-8000

Copyright© Japan Organization for Metals and Energy Security All Rights Reserved.