2008年12月16日
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC理事長:河野博文)は、ジャパンエナジーマレーシア石油開発株式会社(代表取締役社長森田憲司氏。(株)ジャパンエナジーの100%子会社)及び新日石開発・半島マレーシア株式会社(代表取締役社長古関信氏。新日本石油開発(株)の100%子会社)がマレーシアで実施する石油等の探鉱事業について出資案件として採択しました。
ジャパンエナジーマレーシア石油開発(株)及び新日石開発・半島マレーシア(株)は、平成20年4月、マレーシア国営石油会社ペトロナスと生産分与契約を締結し、マレーシア・マレー半島東方沖合いPM308A鉱区の20%権益をそれぞれ取得し、現在探鉱事業を推進しております。
PM308A鉱区は周辺に油田が存在する有望な鉱区であり、数億バレル規模の油ガス田の発見を目指しています。本プロジェクトは、本邦企業の石油・ガス探鉱開発事業の発展に寄与し、本邦のエネルギーセキュリティー上の大きな効果が得られることが期待されております。
名称 | ジャパンエナジーマレーシア石油開発(株) |
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設立 | 2008年1月9日 |
本社所在地 | 東京都港区 |
代表取締役 | 森田 憲司 氏 |
出資金 | 250百万円 |
機構出資比率 | 今後機構は対象事業費の75%を出資予定。なお、出資に際して普通株式の引受は50%未満とし、残りは無議決権株式の引受により行う。 |
名称 | 新日石開発・半島マレーシア(株) |
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設立 | 2008年2月15日 |
本社所在地 | 東京都港区 |
代表取締役 | 古関 信 氏 |
出資金 | 250百万円 |
機構出資比率 | 対象事業費の50%を出資予定。 |
マレーシアPM308A鉱区(別添鉱区図参照)
5,522平方キロメートル
権益保有者 | 参加比率 | |
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Lundin Malaysia B.V. | 35.0% | (オペレーター) |
PETRONAS CARIGALI SDN. BHD. | 25.0% | (但し探鉱義務作業の費用負担はなし) |
ジャパンエナジーマレーシア石油開発(株) | 20.0% | |
新日石開発・半島マレーシア(株) | 20.0% |
ジャパンエナジーマレーシア石油開発(株) | 約4,050百万円 |
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新日石開発・半島マレーシア(株) | 約2,700百万円 |
本プロジェクトについては、
別添
鉱区位置図
マレーシアPM308A鉱区位置